山形は前節・徳島戦に続いてのホームゲーム。前節は攻め切れずに0-1で敗れ、その結果、6位との勝点差は『3』から『4』へ。残り試合が少なくなる中、プレーオフ進出はさらに厳しさを増している。ただ、可能性はゼロではない。ここからの5試合すべてに勝利した上で、あとは他チームの結果次第。まずは今節、自分たちのスタイルを発揮して勝利につなげたい。なお、今節はここまで5得点5アシストを記録している右サイドのアタッカー・イサカ ゼインが累積警告で出場停止となる。
栃木は引き分けが多いものの連敗は少なく、着実に勝点を積み重ねてきた。9月に入ると、明治安田J2第33節・藤枝戦に2-0、そして第34節には首位・町田を1-0で下して今季初の連勝を飾ったが、そこから3連敗中。第35節は後半アディショナルタイムの失点により0-1で千葉に敗れると、序盤の決定機を決め切れなかった前々節・熊本戦は0-3、前節・秋田戦は先制しながら逆転負けを喫している。降格圏とは勝点9差あるが、残る5試合はすべて自動昇格やプレーオフ進出を争う上位チームが相手。連敗を止めるだけでなく、次のステップにつながるような手ごたえのある勝利が欲しいところだ。
前回対戦の第9節は、根本 凌のラインブレイクからの2得点で栃木が2-1と勝利した。その根本は8月下旬に負傷し、長期離脱中。現在はイスマイラがセンターFWとして存在感を放っている。一方、前回対戦で敗れて7連敗となった山形は、翌節・金沢戦にも敗れて8連敗となったが、その後は二度の5連勝を記録するなど、猛然と追い上げてきた。
互いにボールを保持でき、相手の守備のスキを突いて攻めることもできるが、最近はともにセットプレー絡みでの失点が多い。セットプレーの場面での攻防にも注目したい。
[ 文:佐藤 円 ]
