仕上げは背番号9。完勝の清水が首位の座を守る
ヴァンフォーレ甲府
MF 21
--古巣対決で勝ちたいゲームだったと思う。すごく不思議な感覚でピッチに立ちました。試合に負けて本当に悔しいのですが、清水のサポーターに会えたこと、そして一緒に長くプレーしていた選手たちとピッチで再会できたことはうれしかったです。 --気合いの入ったプレーを見せていた。どんな気持ちで試合に入った?キャリアの中で最も感情があふれ出た試合だったと思います。清水では約3年間も大きなケガに悩まされて、苦しかったのですが、今日の試合ではケガを乗り越えることができた姿を見せたい気持ちがありました。今日は実際にある程度自分のプレーを見せることができたとは思いますが、まだまだ個人としてもチームとしてもやれると思っています。 --勝つために足りなかったものは?前半は素晴らしかったと思います。二度も大きなチャンスを作りましたが、そのうちの1つでも入っていれば違う展開だったと感じます。後半は1人少なくなり、非常に難しい展開を強いられてしまいました。
清水エスパルス
監督
ホームの来場者数通算800万人を記録した記念すべき試合で、3-0と完勝を収められたことがうれしいです。お盆の時期で暑い中であろうとも、16,900人以上のサポーター・ファミリーが駆けつけてくれたからこそ、このようなゲームになったと思っています。 前半の最初はバトルのシーンが多く、互角の展開となりましたが、強度やインテンシティーを継続して発揮する面では、われわれに分があると感じていました。だからこそ、もう少しパスの強弱、丁寧さをこだわれば、もっと点を取れたと思っています。まだまだ改善の余地があると思いますが、それでも3点を奪って完勝したことは評価しています。 --後半はうまく相手を引き出して攻撃に転じることができていた。この暑さの中で自分たちも走るけど、「相手もボールも走らせよう」という話はしていました。ハーフタイムにはパスに強弱をつけることや、相手を見て丁寧にはがすことができれば、1点目のようなシーンを作れる、と伝えていました。結果的に相手に退場者が出たことも大きかったですが、一人ひとりがハーフタイムの指示をまっとうしてくれた結果だと思っています。 --小学生時代からの盟友である大塚 真司監督と対戦し、どのように感じたか。坊主のままで変わってねえなと思いましたね(笑)。相変わらずの熱さで、そのような純粋さ、負けず嫌いなところを感じ、やはり大塚 真司は何歳になってもフットボールが大好きなサッカー小僧だなと思いました。親友でもありますが、良きライバルとして尊敬しています。
ヴァンフォーレ甲府
監督
結果は0-3ということで悔しい敗戦となりました。けれども、選手たちは日々トレーニングしていることをピッチで体現してくれたと思います。ただ、良いチャンスを作りながらも、良いゲームをしながらも、相手のゴールネットを揺らすことはできませんでした。一方で、清水エスパルスさんはわずかなチャンスでもゴールネットを揺らしました。自分たちももっと突き詰めてやらなければならないということは選手にも伝えました。 --ゴールをこじ開けるために必要だったことは?清水エスパルスさんのゴール前での質、こだわりを強く感じました。われわれもそこを高めるために取り組んでいますが、もっともっと積み重ねる必要があると思います。自分たちももっと簡単にゴールネットを揺らせるように、日々取り組んでいきたいと思っています。 --小学生の頃から友人だという秋葉 忠宏監督と、指揮官として対峙した。清水エスパルスにはJ2の中でも屈指のクオリティーを誇る選手がそろっている中で、そんな選手たちにハードワークをさせているところに、秋葉の監督としての素晴らしさがあると思います。秋葉らしさのある、素晴らしいチームを作っていると思いますし、僕自身も負けずに、さらに上回れるようなチームを作っていきたいと思っています。
清水エスパルス
DF 5
北爪 健吾
--2試合ぶりのスタメンだった。素直に勝ちたかったです。(前々節・)仙台戦はスタートで出て勝利を成し遂げられず、責任を感じていました。今日はフル出場して、チームが勝てたことはうれしかったです。ただ、ここ最近の自分のプレーには満足できておらず、もどかしさがあるのも事実です。自分はもっともっと成長しなければならないと感じました。苦しいことではありますが、日々の練習の中でウィークポイントに向き合っているので、与えられたチャンスの中で、個人の結果も含めて求められるプレーを出していきたいです。 --攻撃面では立ち位置を工夫しながらプレーできていた。内側と外側のスペースの使い方に関しては、前の選手の特徴を踏まえてチームの戦術の中に組み込まれています。自分としても、(原)輝綺とは違ったプレーができると思っています。受けたあとのプレーの精度をもっと上げることができれば、もっと相手の脅威になれたと反省しています。もっと自分らしく大胆なプレーを増やしたかったので、物足りなさは感じますが、本当にチームが勝って次につなげられたのがすべてです。
MF 10
カルリーニョス ジュニオ
--自身のゴールシーンを振り返って。(山原)怜音選手からのボールが素晴らしかったので、彼のおかげです。あれほどまでに質の高いボールであれば、良いタイミングで中に入ることさえできれば、間違いなくゴールを決めることができます。今日も彼から良いボールが来ることを信じて、走り込めたことがゴールにつながりました。負けられないホームの2連戦で、どちらも自分が先制点を取れたことをうれしく思っています。 --ここからはアウェイでの連戦となる。次はアウェイ2連戦となりますが、まずは(次節・)鹿児島戦のことだけを考えて、来週のトレーニングに取り組みます。アウェイで勝つことは僕たちにとってすごく大事です。リーグ戦も終盤に差しかかってきて、J2優勝に向けた道のりの中でプレッシャーを感じることもあると思いますが、僕たちはやるべきことをやるだけです。必ず勝点6を持ち帰りたいと思います。
MF 13
宮本 航汰
結果としては3-0でしたが、前半は危ないシーンも多く、非常に苦しいゲームでした。ただ、ゴンちゃん(権田 修一)も含めた最終ラインが体を張って守ってくれたおかげで、前半を無失点で終えられました。後半は相手が退場者を出して、自分たちが試合を優位に運べるようになりましたが、11人対11人で戦っていれば、どちらに転んでもおかしくなかったと思っています。イージーなミスが多かったことも事実なので、集中力が削がれるような暑さの中ではありますが、気をつけていかなければなりません。 --前半は相手の中盤と激しいバトルを繰り広げた。ヘナト(アウグスト)の特長はあのようなところでボールを奪い切れること、どちらに転ぶか分からないルーズボールをマイボールにできるところです。そこで負けてしまったり、奪われるシーンも多く、相手のチャンスにつながるシーンもありました。ただ、僕らのポジショニングやパスの出し手の選択でミスも多く、そこはもっと改善できると思います。より良い選択肢を選ぶという意味では、まだまだなのかなと感じます。 --後半は攻め急ぐことなく、相手を引き出し、相手陣へスペースを生み出す工夫があった。正直、暑さの面ではキツい部分もあって、試合運びがより大事になってくると考えていました。相手が10人になって、前へ人数をかけるところ、逆に時間を使ってゆっくり攻めるところの判断はうまくできたのかなと思います。ボールの運び方も悪くなかったと感じています。