悲願のJ1昇格に向け、3連敗はできない状況で大分を迎え撃つ形となるが、石丸 清隆監督は「大分はもともとポテンシャルのあるチーム。誰が出てもクオリティーは高く、非常にやりにくい相手」と高い戦力値を警戒する。
ミラーゲームになることが予想される中、指揮官は「もう1つ勇気を持って前へ出たり、相手の懐に踏み込むとか、チャレンジしていくものが必要になる」と既定路線からはみ出る大胆なプレーを選手に求める。
大分は上位勢の清水、山口に連敗を喫していた中で迎えた前節で熊本と対戦。オウンゴールによってビハインドを背負うも、終盤に保田 堅心がCKで直接ゴールを射抜いて追いつくと、終了間際にペレイラが絶妙ヒールキックでゴールを割り、今季ホームゲーム最多となる28,359人の期待に応える逆転勝利を収めている。
得点力不足が課題となっていた中、11試合ぶりに複数得点を挙げたことも好材料。新加入の吉田 真那斗、髙橋 大悟も徐々にフィットし、さらに選手層の厚みが増している印象だ。
前線に複数の欠場者を抱える愛媛は戦力面で苦しい状況にあるが、前半戦で出場機会の少なかった曽田 一騎が前節で見事なゴールをマーク。控え組にとっては大きなアピールのチャンスとなるだけに、思い切ったプレーで自身の成長につなげるとともに、チーム力の底上げを図って連敗を脱出したいところだ。
[ 文:松本 隆志 ]

