残り6試合となった明治安田J2。第33節、ソユースタジアムでは勝点42同士の11位・秋田と12位・徳島が対戦する。J1昇格プレーオフ圏までは勝点7差で、勝ち続けるしか道はない厳しい状況に置かれている。それでも、佳境を迎えたリーグ戦で上位進出の可能性があるのも、開幕からの積み重ねがあったからこそ。それを信じてあきらめない気持ちを表現しなければならない、プライドがぶつかり合う一戦だ。
徳島はホームでの前節・いわき戦を0-1で落とし、2連敗。強風の中、後半にCKの流れから先制を許し、最後までゴールを奪えなかった。増田 功作監督は「いわきさんの球際の強さも含めて外回しをさせられてしまい、相手の危ない場所にうまく進入できなかった」と総括。今節はチームトップの8得点を挙げている
渡 大生が累積警告で出場停止となる中で、7勝3分5敗と勝ち越しているアウェイで勝利をつかみたい。
秋田は前節、アウェイで熊本と対戦し、1-3で敗戦。立ち上がりは良かったものの、徐々に相手にボールを握られ、重心が低くなる。すると22分、FKのクリアボールを叩き込まれて先制を許した。後半は追いつくために前がかりになった背後のスペースを突かれて、失点を重ねた。最後の最後で
吉田 伊吹が意地の1点を決めたものの、内容も結果も厳しい一戦になった。
キャプテンの
諸岡 裕人は「ボールの奪い方や、奪ったあとのサポートの質が悪くて、攻撃がやり切れなかった」と反省。熊本と同じようにボールを保持して組み立てる徳島に対して、秋田の強みである攻守の一体感を最大限に発揮し、前への推進力を出せるかが勝利へのカギになる。
吉田 謙監督は「胸が熱くなるような、応援してくださる方々の心を打つような、熱量のある秋田らしい試合をしたい」と力を込める。その熱量を五感で感じるために、地元サポーターはぜひソユスタに足を運んでもらいたい。
[ 文:竹内 松裕 ]