7位・いわきはJ1昇格プレーオフ圏内浮上に向けて、18位・栃木は残留圏内浮上に向けて、上との勝点差を縮めるために落とせない一戦になる。過去三度の対戦はすべて1-0というスコアだった(いわきから見て2勝1敗)ことから堅い試合になる可能性が高い。いわきが先制すれば14勝3分と負け知らずであるというデータも含め、3ポイント獲得のためには先制点が肝になってくるはずだ。
いわきはアウェイで行われた前節・徳島戦で勝利。他会場の結果にも影響されて、上位との勝点差を縮めることに成功した。順位を上げるためには連勝が不可欠。最近はアウェイでの勝利後にホームで敗れる流れが続いているが、今回はホームのアドバンテージを生かし、その悪い流れを止めたい。
個人に焦点を当てると、セットプレーを中心にアシスト数を増やしている
山下 優人や、チーム総得点の半分以上を挙げている
谷村 海那と
有馬 幸太郎の2トップは、練習からコンディションの高さを示している。徳島戦では
柴田 壮介が加入後初先発で存在感を示し、
杉山 伶央も直近の練習試合からアピールに成功してメンバー入りを果たした。勝ち続けていくためにはチームを活性化させる選手の出現が必要だ。
栃木は前節、栃木県グリーンスタジアムで19位・鹿児島との残留争い直接対決に臨んだ。開始早々に先制されたが、途中出場の
小堀 空のヘディングシュートと、
南野 遥海のPKによる得点で逆転に成功し、7試合ぶりの勝利。残留圏の17位・大分との勝点差は『3』に縮まった。また、精神的支柱である
佐藤 祥が戦列に復帰したことも残り試合に向けてポジティブな要素だ。いわき戦を終えると残留に向けて、現在16位・愛媛、20位・群馬との大事な試合が待っている。そこにより前向きなメンタルで臨むためにも、今季三度目の連勝を飾りたい。
[ 文:柿崎 優成 ]