最下位に沈む群馬が、15位に浮上した熊本をホームに迎える。前回対戦の明治安田J2第2節では熊本が
石川 大地のゴールで先制するも、終了間際に群馬の
佐川 洸介が得点を決めて1-1のドローとなったカードだ。
熊本は水曜日に第30節・甲府戦をアウェイで戦い、4-2で勝利。これで3連勝となった。前半のうちに4ゴールと攻撃陣が爆発。3戦連発となるゴールを決めた
唐山 翔自が前半途中で負傷交代したのは気がかりだが、代わって入った
松岡 瑠夢が今季初得点を挙げるなど、“誰もがゴールを狙える状況”にある。それも、ボールサイドで人数をかけながら
上村 周平らがワンタッチのパスを入れて局面を動かす攻撃が機能しているからだろう。熊本には戻らず、今節は中3日でアウェイ連戦に挑むことになるが、常に目先の一戦に集中する文化がチームに根づいており、甲府戦の後半に喫した2失点を反省点に引き締めて臨むはずだ。
群馬は、このゲームの前日に試合を行う17位・大分が勝利すれば18位以下が確定する。
今節は前回対戦で得点を決めた佐川が累積警告で出場停止。それでも、前節・長崎戦(0●2)でひさびさの先発を果たした
平松 宗が入れる守備のスイッチは機能しており、その試合で前半を無失点で終えた流れを持続させたい。そして、ゾーンで守るCKで失点を重ねている状況を修正し、突破力のある
樺山 諒乃介や
川本 梨誉、
川上 エドオジョン 智慧らアタッカーに良い形でボールを届ければ、勝利の可能性は見えてくるだろう。
「やれることはゲームでベストを尽くすこと、勝つためにやること。変わらず、それだけしかない。ホームのゲームでしっかり勝たないといけない。それはみんなで共有しながら頑張りたい」 武藤 覚監督は、プロとしての覚悟を見せたいと話している。『群馬マスコミ3社 スペシャルマッチ』で勝利をつかめるか。
[ 文:田中 直希 ]