千葉が2戦連続の逆転勝利。藤枝はホーム最終戦に花を添えられず
ジェフユナイテッド千葉
--前半は苦しい戦いになりましたが、どんな印象でしたか。ある程度覚悟はしていましたけど、自分たちが思っていたより、藤枝に上回られた部分が正直あったのかなと思います。ハイプレスで行きたかったんですけど、やっぱりうまいなと。縦パスが入ったところにコンビネーションもしっかり作られるので、行きづらいところは正直ありました。 --ただ、そこを立て直すきっかけとしては、前半のうちに1点返したことが大きかったですね。やっぱり前半のうちに1点を返しておきたくて。あれはチームとして僕が点を取る形なので、本当にいつもどおりやったら、ああいう展開で点を取れたという感じです。 --古巣対戦で2戦連発ですが。持ってますね(笑)。 --2試合連続で逆転勝ちですが、その力はどんなところにあると思いますか。先週(前節・甲府戦)逆転勝ちできたというのが正直大きくて、先に失点しても自分たちは逆転する力があると信じた中で戦えていた。もしかしたら今までだったら2失点して、「今日はもう無理だ」ってなっていたかもしれないですけど、そこの耐える力だったり、勢いに乗ったときの迫力だったりというのはある。もちろんそれが前半の最初からできればいいですけど、そういう底力みたいなものは本当についてきているので、この勢いのまま残り2試合をやり切りたいと思っています。 --藤枝総合運動公園サッカー場にバックスタンドが完成してからプレーするのは初めてでしたが、雰囲気はどうでしたか。メチャメチャ良いですね。最高です。バックスタンドがなくても僕が一番好きなスタジアムの1つでしたし、千葉サポーターの方々の力もすごく大きかったと思いますけど、藤枝のゴール裏の人数も(自分がいた頃とは)2倍、3倍ぐらいになっているのかなと感じました。(移籍は)自分が選んだ道ですけど、藤枝がまたクラブとして成長しているなというのを感じられて、すごくうれしく思います。
藤枝MYFC
監督
千葉のアウェイでやったとき(J2第2節/0●4)に、最初から何もできなかったなというのはありました。ただ、あそこからわれわれは非常に成長したなというのが、特にビルドアップのところ。相手のプレッシャーを感じずに、逆手にとって相手を来させて、擬似カウンターのようにライン間に入れて突破していきましょうというところを、テーマというか、そこも1つの方策として今日はやろうというのがしっかりできたと思います。 前半は、あの失点以外はほぼパーフェクトなのかなというのがありますけれども、あの1失点で相手が息を吹き返してしまったのかなと。だからこそ、3点目が取れるチャンスがあった中で取りたかったかなと。もちろん2-1になっても、後半しっかりコントロールするということはしなければいけないんですけれども、まだまだその力が私も含めて足りなかったのかなというのはあります。 (第32節・)清水戦しかり、(前々節・)いわき戦しかり、90分を通して良いゲームをできなかったというのが、残り2試合ありますけれども2024年の課題として浮き彫りになったのかなというのがあります。できるときはできる、できないときはできないでは、やっぱりトップ6というのは難しい。千葉は前半はほとんど何もできていなかったのかなと思いますが、あの1点で息を吹き返して、最近の勢いも相まって、あのようにまくられてしまったのかなというのがあり、その差がプレーオフに行けるかどうかの差なのかなと痛感しました。もちろん残り2試合プラス来季も、そういうところがテーマになるかなと思います。 良いときは良い。OKです。じゃあダメなときにどれだけ耐えられるか、ダメなときにはね返してリズムをこちら側に持ってこられるかというところが一番ポイントになると思います。さっきキャプテンの杉田(真彦)が(ホーム最終戦の)挨拶で言いましたけども、そういうたくましさというのを生み出さないといけないのかなと思います。千葉の喜びというのを、本当に僕は脳裏に焼きつけています。こちらのホームでやられた悔しさというのを胸に刻んで、しっかり戦っていきたいなと思っています。
ジェフユナイテッド千葉
監督
前半で0-2と相当厳しい状況だったんですけれども、(そこから1点を返して迎えた)後半しっかりと自分たちの姿を取り戻すことができて、勝つことができました。それはもうすべて、今日2,000人と聞いていますが、サポーターのおかげだと思っています。 --前半は主導権を握られてしまう形になりましたが、その原因についてどう考えていますか。前半の最初は悪くなかったと思います。10分の失点シーンでも、おそらくあの形になったのはあれが初めてだったと思うのですよね。前から行くというのは、やっぱりそういうことでもあるとは思います。ただ、シマブク(カズヨシ)選手も含めた対応というところでは、あれで負けていたら、もう前からは行けないよねというような典型だったと思います。ただ、彼らがGKを含めてビルドアップしてくることも、クオリティーがあることも分かっていましたけど、彼らは90分の中で必ず2回か3回、決定的なミスにつながるプレーがあるので、やっぱり簡単には下がりたくないというのもありました。 あとは(小川)大貴のところでモヨ(マルコム強志)選手に長いボールを使って、セカンドボールで前進というところもありました。失点したことによって、もしくはモヨ選手のところで押し込まれることによって、最終ラインを上げられなくなったところはあったと思います。それによってセカンドボール回収もできなくなりましたし、かなり間延びしていたと思います。それが一番の要因ではあると思ったので、ハーフタイムにはそこは少し強く言いました。
藤枝MYFC
MF 8
浅倉 廉
--得点シーンも含めて、非常にイキイキとプレーしているように見えましたが。そうですね。チームはいま勝てていないですけど、個人としてはすごくコンディションが上がってきているので、得点につながったのは良かったです。でも、チームを勝たせられる選手になるのが大事だと思うので、そこにもっとこだわってやっていきたいと思います。 --自身のゴールシーンを振り返ると?(J2第32節・)エスパルス戦と一緒じゃないですけど、力が抜けていたというか、力まず余裕を持ってシュートを打てたのが良いコースに打てた要因かなと思います。切り返して股を開けさせて、そこを狙うというのもイメージどおりでした。 でもシーズンを振り返ると、まだ2ゴールですし、全然物足りないと思っています。ただ、シーズン最初より着実に良くなってきていると思いますし、もっと伸びそうだなという自信もあります。過去はもう戻せないので、これからより点を取れるように意識してやっていきたいと思います。 --残り2試合に向けての思いは?残り2試合は来季にもつながると思いますし、昇格(の可能性)はなくなりましたけど、サポーターも応援してくれていると思うので、チームとしても個人としても残り2試合でしっかりレベルアップできるように強く意識してやっていきたいと思います。
MF 19
シマブク カズヨシ
--先発に戻ってしっかりと結果を出しましたね。でも、チームが勝てなかったのが一番悔しかったですし、自分のところで抑えられたんじゃないかという気持ちもあります。 --先制点をアシストしたシーンを振り返ると?最初は縦に仕掛けて(浅倉)廉が走っているのが見えたので、ファウル気味で来られてメッチャ痛かったんですけど、しっかり渡せて良かったなと思います。自分としても、1つ結果を残せたのは良かったですけど、後半が続かなかったですね。 --後半は逆に自分たちの良さを出せない展開になってしまいましたが、その原因をどう感じていますか。前半に失点したときも、ビルドアップのところで取られてカウンターから失点してしまって、後半も相手が修正してカウンターとかで一発背後を狙われて、(2失点目は)自分もそこでついていけなかったのは反省しないといけないですね。そういうシーンが増えた中で後ろからつなげなくなってきて、長いボールを蹴ってそのセカンドを拾われて、押し込まれて攻め続けられて、相手のペースになってしまったと思います。そうなると僕らも下がらざるを得なくて、カウンターを打てない状態に持っていかれて……本当に悔しいです。自分たちがもう少し質の高い守備と攻撃をもっと見せられていれば、前半のうちに畳みかけられていれば、勝てた試合だったと思います。