大木 武監督体制6年目を迎えた熊本は前節、アウェイで長崎と対戦。序盤から積極的な前線からのプレスでペースを握ると、10分、相手陣内でボールを奪った岩下 航が渡邉 怜歩とのワンツーで左サイドを抜け出し、低く鋭いクロスを中央へ。こぼれたところを古長谷 千博が押し込んで先制した。しかし62分、クロスから同点ゴールを奪われると、67分までにさらに2点を献上。途中出場した塩浜 遼が終盤に加入後初ゴールを挙げたが、2-3で敗れた。
攻守ともに一定の手ごたえはあったものの、ボール保持率、シュート数とも相手を下回ったため、今節はミスによるロストを減らしてボールを握る時間を増やした上で、フィニッシュに結ぶ回数も増やしたい。途中出場で2点目に絡んだ塩浜 遼、藤井 皓也、大本 祐槻らの先発起用があるかにも注目だ。
対する札幌は、開幕戦では大分を相手にボールを保持して押し気味にゲームを進めたが、得点に結びつけられず、後半にセットプレーの流れから2失点を喫して敗れた。今季から指揮を執る岩政 大樹監督は「セットプレーを与えてしまったことが問題。相手にセカンドボールを持っていかれ、出足が少し遅れてファウルというシーンが続いた」と振り返っており、今節に向けて修正してくるだろう。
攻撃に関しては、高嶺 朋樹が「サイドで角を取ってクロスを上げるなど、キャンプで積み上げてきたことの一部分はできた」と話すようにチャンス自体は作れているため、決め切ることがポイントの1つになる。
2016年以来、9シーズンぶりの対戦。勝点3をつかむのは果たしてどちらか。
[ 文:井芹 貴志 ]


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