どちらにも勝機があった一戦はドロー決着。大分は土壇場で勝点を失う形に
大分トリニータ
--特に前半は、相手との立ち位置の駆け引きでチームとして難しい戦術をうまくこなせていた。相手が2枚で来るのと3枚で来るのとによって、どこでボールを落ち着かせてスイッチを入れるかが大事。前半は自分たちがゲームをコントロールできたのではないかと思う。失点は仕方ないところもあるがもったいなく、そこを無失点に抑えなくては勝てない。そういうところをしっかりと突き詰めていけば、この4月も勝点を積めるのではないか。 --前々節・藤枝戦と同様に後半アディショナルタイムに追いつかれて勝点1となったが、ピッチの中で何かできることはなかったか。多分、誰が見てもあそこがいまのチームの課題だと思う。守るのではなく自分たちがボールを保持して、それを大事にして時間を使っていくのが一番のポイント。リードしているからこそ、怖がらずにもっと自分たちでボールを回さないといけない。リードしているからといって前に蹴っていては相手の時間帯になってしまう。ゲームの中でみんなで統一していければ、改善していけると思う。
RB大宮アルディージャ
監督
約11,000人が集まってくれた。ホームなので勝利を届けたかったが、引き分けという形になり申し訳なく思っている。次のホーム(ルヴァンカップ1stラウンド2回戦・FC東京戦)では勝てるように準備していく。 ゲームのほうは、すごくデリケートなものになると思っていた。それは大分さんのスタイルを含めて、ミスが出たほうがやられるということも含めて。中盤でのロストがあって失点をしてしまい、CKも後半最初の1本で味方同士がぶつかってチャレンジに行けなかったところでの失点。われわれらしくない失点が続いた。チームなので、ミスが出たときに全体でカバーできるかがポイントだった。その点は選手を褒めた。PKを外したファビアン(ゴンザレス)も、体を張って必死にやってくれた中で出たミス。そこからのリアクションはチームとして素晴らしかったと褒めてきた。ただ、狙う場所は上であるということを考えると、追いついたのは素晴らしいが、その行動力に対して点の取られ方がもったいなかった。これもシーズンなので、痛い思いをしながら修正していければいい。 前半、相手はロングフィード中心の攻めだったが、出し手のほうにもう少し(プレッシャーを)掛けられないと苦しくなる。そこで行かないとハーフウェーラインまでノープレッシャーで運ばれてしまう。もう少しそのあたりを整理して出していければ良かったと思った。立ち位置を変えることで落ち着くことができたが、問題があったかどうかということは反省した。
大分トリニータ
監督
アウェイのNACK5スタジアムまで、たくさんの大分のサポーターに来ていただき、最後まで力強く応援していただいた。その応援に対し、残念ながら勝点1という形になったことが、まず率直に悔しい。(前々節・)藤枝戦もそうだし、今日の大宮戦も、(後半)アディショナルタイムに失点し、勝点3を取らなくてはならないところを勝点1にしてしまっている。こういう戦いをしているとやはり苦しい状況になるし、今季、われわれが目標としているものをつかみ取ることは非常に困難になると感じている。こういうゲームを勝点3に持っていける力強さが必要。交代選手を含めてチームとして最後まで勝ちにこだわるゲームができるよう、残りのゲームを選手とともに準備して、次こそは勝点3を取れるように戦っていきたい。 大宮さんは前線の選手を含めて攻撃力やクオリティーのある選手が、交代選手を含めて強度が落ちないので、対応するのは大変だったと思う。そういう中、自分たちが攻撃のところで準備してきたゲームメーク、そして得点を狙うところのチャンスメークを含め、選手はよくトライしてくれた。セットプレーで得点できたことも、準備してきたことを選手がしっかりと合わせてやれたこと、そして久しぶりに複数得点できたことは評価できる。 ただ、2失点したほかにPKも与えてしまい、濵田 太郎のビッグセーブで助けてもらったのだが、最後に追いつかれて、本当に悔しい勝点1になった。そのあたりの当事者である選手たちの粘り強さであったり、以前にも言ったことがあるのだが、交代選手のパワーやチームの勝利に貢献することであったり、まだまだ自分たちの力のなさを今日は感じた。 11人だけで90分は戦えないし、90分の中で選手をどうマネジメントして送り出していくかというところも、自分の中でしっかりと反省して、本当にチームのために貢献してくれる、戦える選手をトレーニングの中から選んで、次はホームでまた強い徳島さんをしっかりと迎え撃ち、次こそ勝点3を取れるようやっていきたい。
RB大宮アルディージャ
FW 29
カプリーニ
--自身が挙げた同点ゴールについて。泉(柊椰)選手の素晴らしいプレーからだったと思う。チームとして同点ゴールを狙って、そこからの逆転を狙っていたが、同点ゴールを決めることができたのは良かったと思っている。ただ、勝利を狙っていたので少し残念。次は勝点(3)を取れるように、そこから勝ち続けられるようにやっていきたい。 --攻撃を作り、そして決めたが?相手が勝ち越し点を決めたところで、そこから引いてくるというのは予想できていた。自分が入ったときには、相手のライン間やスペースを探して、もっとリスクをとって攻撃していくことを考えながらプレーしていた。
MF 33
和田 拓也
勝って終わりたかった。 --右サイドはポジションを探りながらやっていた?準備してきたことで、前半は立ち位置を気にしながらやっていた。相手も前半はかなりアラートだったので、そう対応してくるなら別のところが空くかなと思ってやっていた。 --先制されたあと、すぐに追いついたが?どこかで相手も落ち着きたいだろうなと思っていた。こちらもどこで落ち着くのか、考えながらやっていた。案外、相手も落ち着かなかった。ただ、お互いボールを持つ時間はあった。普段のように、コンパクトにしてボールに行き続ける展開ではなかったとは思う。 --普段からリーグ戦に出ていたメンバーと組んでみて、どのように感じたか?今まで勝点を取れていたが、そこでは90分ボールに行き続けていた。今日はそれがあまりなかったのがリズムを作れなかった要因かなと。また、相手が引いたときの攻撃のバリエーションは増やしていかないといけないかなと思った。
FW 10
豊川 雄太
--今季初ゴールについて。うまく(オリオラ)サンデーが競り勝ってくれたので、こぼれてくる感じはあった。失点してすぐだったので、あそこで取れたのは大きかったと思う。難しいシュートは得意なので。ただ、チャンスがありながらも外してチームに迷惑をかけていた。ここで取れたのは個人的にも1個進んだ感じ。大宮に来てトライしている部分が少しずつ自分のものになってきているのもあるので、ワクワクしながら楽しみながらやれている。それは普段の戸田(光洋)コーチとの練習など。