風向きにも左右された一戦。互いにリード生かせずドロー決着
レノファ山口FC
前半の最初に失点して、苦しい時間帯が続いたが、自分たちの攻撃の形はできていたので、焦りはなかった。後半に同点にし、逆転したあとの戦い方が少し中途半端だったかもしれない。もう1点を取りにいく積極的な姿勢でいっても良かった。最後の失点にはメンタル的な緩みもあったと思うから、練習から引き締めて取り組んでいかなければならない。 普段は長いボールを使っているが、ウチのチームにはつなぐのがうまい選手が多い。そこは臨機応変に対応できたと思う。前半からクロスは数多く入れられていたが、相手は堅守なので、さらに裏を取ってからクロスを上げるなど、サイドで工夫をすればもっと大きなチャンスになっただろう。ボールをもらう回数はもう少し増やしていきたい。ゴール前では最後の質がやっぱり大切なので、仕掛けるだけでなく、結果を残せるようにやっていく。
カターレ富山
監督
悪天候にもかかわらず多くの方に来場していただき、本当にありがとうございました。ホームでサポーターに笑顔を届けることを目標にしていたが、引き分けで終わり申し訳なく思う。 自分たちが準備してきた攻撃で、幸先よく点を取れたのは素晴らしかった。ただ、そのあとに相手の前線の圧力やパスワークに対してかなり引いてしまった印象があり、なかなか前に出られなかった。その中でも我慢強く守備をして、無失点で前半を終えられて、悪くなかったと思う。後半は前半にうまくいかなかったビルドアップのところや、守備でもう少し前に行くところなどを整理して五分の展開には持っていけた。 ただし、失点の仕方が1点目、2点目ともに良くない。警戒していた相手のストロングであるクロスから失点した。自分たちらしくない守備の立ち位置を取ってしまって、相手をフリーにしてしまった。それが逆転された要因だと思う。その後、しっかりゴールに向かい、点を取ったことは評価できる。最後まで走った選手たちは素晴らしかった。次につながるゲームだと思う。
レノファ山口FC
監督
連戦、そして雨の中、遠く富山まで応援に駆けつけてくれたサポーターの皆さまにまず感謝を申し上げます。 立ち上がりの10分は勢いを持って入れたと思う。しかし、相手の最初のシュートで失点してしまったところが非常にもったいない。プレスが一瞬ハマらなかった。ちょっとしたつけ入るスキを与えてしまった点は反省すべきだと感じている。そこからはゲームをある程度コントロールできていたのかなと思う。 3連戦で少し入りが重い選手が見受けられたので、後半はフレッシュなメンバーを投入した。それによって、後半もパワーを持って立ち上がりから入ることができ、同点、一時逆転までつながったのではないかなと感じている。 普段から連戦に慣れている選手たちではなく、昨年も出場時間が長かったわけではない。この3連戦を負けなしで終われたこと、アウェイで勝点を取れたことをポジティブに捉える必要があると思う。 (課題は)最後のクロージングのところですね。失点した最後のセットプレーは風向きが変わった影響もあったのかなと感じている。前半が風下で、風向きが変わって、後半もまた風下になってしまったというアンラッキーがあったにせよ、クロージングをしていかなければいけない。攻撃時にクロスを上げる必要があったのか、もう少し相手陣でボールを動かしていけば良かったのかといった一つひとつの判断で、もう少し試合巧者になっていかなければいけない。 成長を見て取れた一戦だったと思う。連戦の中でも選手はハードワークしてくれた。リーグ9試合、ルヴァンカップ2試合の計11試合で選手が成長しているのが手に取るように分かる。その中でもまだまだ課題もあり、両方が見えた試合だった。 --強風の下で、前後半ともに風下。強みとする前線へのロングボールが使いにくい状況で、パスをつないで攻めることができていた。すべてを長いボールで、あるいはすべてを足元でつなぐというやり方はしていない。状況を見て、相手が下がっているのであれば足元で、相手が前から来て背後が空いているのであれば背後を突く。今回は起点を作れるスペースを意識しながらうまく使えたと思う。例えば第7節の秋田戦はもっと足元でやれたのに長いボールに頼ってしまった。一辺倒にならず使い分けられるのが、相手もイヤだと思う。そこは今回うまくやってくれたかなと思う。
カターレ富山
DF 4
神山 京右
逆転されてしまったが、ホームでは負けられない。とにかく気持ちでシュートを狙った。セットプレーは「自分が得点を取る」という気持ちで臨んでいる。碓井(聖生)選手が良いボールを折り返してくれた。 4試合連続で無得点だったが、ネガティブな思考にならず、良い雰囲気で練習ができていた。良い守備ができるのも前線の選手のおかげだし、後ろの選手も自分たちから攻撃が始まるわけだから、全員で意識しながら練習している。
MF 16
末木 裕也
少しでもボールが浮いたら(軌道が)変化するほど風が強く、試合の途中でも風向きが変わっていってプレーしづらかった。 相手がロングボールを多用してくるという想定が外れて、前半はあまり守備がハマらなかった。後半は修正できて、ボールを奪ってショートカウンターが打てるようになった。それを前半のうちからできていたら、チャンスをもっと増やせただろう。 それでも、前半から追加点が取れそうなチャンスはあった。そこで点を取っていかないと、こういった難しい試合になってしまう。チャンスを大切にして、追加点を奪えるようにしていきたい。