2試合ぶりにホームでの戦いとなる鳥栖。前節はアウェイで長崎との“バトル・オブ・九州”に臨んだ。ボール保持とともに序盤から試合をコントロールすると、31分にショートカウンターから山田 寛人の加入後初得点で先制。後半は長崎に押し込まれる時間が続いたが、73分に櫻井 辰徳のスルーパスから山田 寛人が再びゴールネットを揺らす。その後は長崎の反撃を危なげなくしのぎ切り、ともに今季初となる複数得点とアウェイ戦勝利を挙げて2連勝を達成した。
対する山口は前節、アウェイで富山と対戦。前半の立ち上がりに失点を喫したものの、後半に途中出場の有田 稜と小林 成豪の得点で逆転に成功。しかし、87分にCKから失点を喫すると、それ以降はスコアを動かせずに勝点1の獲得にとどまった。明治安田J2第3節・札幌戦で今季初勝利を挙げたのを最後に、ここ6試合未勝利となっている。
リーグ戦では初対戦となる両者だが、昨年度の天皇杯ラウンド16で対戦経験がある。このときは開始11分までにJ2山口が2得点を奪う電光石火の攻めを見せ、完勝と言える内容で当時J1の鳥栖を2-0で破っている。今季から同カテゴリーとなった中、鳥栖としてはそのリベンジを果たしたい。
ボール保持をベースとして、開幕直後の不振から復調の兆しを見せている鳥栖が、山口の規律に基づいた組織的なプレスをかいくぐることができるかが試合のポイントになるだろう。鳥栖が回避するのか、山口が奪い切るのか。それぞれのスタイルを生かした真っ向勝負に期待したい。
[ 文:杉山 文宣 ]
