ハーフタイムでの変更を機に。ひっくり返した長崎が8戦ぶりに勝利
V・ファーレン長崎
本当に長かった。ベンチでも全員で勝利の瞬間を待ちながら、最後の1分、1秒までピッチの仲間に声をかけ続けていた。昇格決定を待つかのようなシーンでしたね。チームが1つになった非常に良い試合だったなと思うし、この1勝で終わらせず連勝を続け、この勝てなかった7試合ぶんを取り返せるように、みんなで次節も勝利をつかみにいきたい。 --後半開始直後の同点ゴールをアシストした場面は、交代で入ったばかりの山口 蛍選手からのパスで抜け出して決定的なチャンスを作った。直後に逆転ゴールもアシストした。山口選手とはその前から目が合っていて、スペースに出してくれて、ファーストタッチがうまくいき、相手の前に入れた。シュートを打てる角度で相手が寄せてきたので、山口選手がワンタッチでシュートを打てるボールを送ったつもりだったが、フアンマ(デルガド)選手が止めて決め切ってくれた。さすがストライカーだなと思った。 前半も深い位置までは持ち込めていたが、グラウンド状態に慣れていないのもあって最後のタッチが雑だった。しかし、縦に仕掛け続けたことで、あのシーンは相手も切り返しについてこられなかったのだと思う。そのあとに切り返して相手に捕まった場面もあったので、自信を持って確実性の高いプレーを選んで得点につなげ、チームを勢いづけられるようにやっていきたい。 前半はみんながクロスを待っていて自分が孤立気味だったが、後半は横についてくれるようになってワンツーで潜っていくとか選択肢が増えて、相手も的を絞りにくくなったのだと思う。
前半はうまくいかない時間が多かったが、ハーフタイムでうまく全員の意思統一というか、「勝つんだ」というエネルギーをしっかり溜めて後半に入れたと思う。それが得点につながり、逆転までもっていけた。チーム全員でつかんだ勝利だと思う。 (3月下旬から7試合未勝利が続き)本当に長かった。もがいて、苦しんだ末に得た勝利だ。もうこういった悔しい思いはしたくない。この勝利に飢えた気持ちをより強くして、次の試合でまた勝てるように準備していく。 --守備でもよく我慢できたのではないか。まだまだ改善すべき点はいっぱいある。一試合一試合しっかり反省して、今まで起きたこととその経験を生かしていかなければいけない。次はクリーンシートで勝てるように準備していく。
カターレ富山
監督
前半にリードしながらこのような展開で負けてしまい、サポーターの皆さんに申し訳なく思う。相手の高い個人能力に対し、自分たちがどうやって組織力で勝つかにフォーカスして臨んだ。前半は最初こそ少し押される場面もあったが、選手たちが勇気を持ってしっかり相手に立ち向かって自分たちのペースにしたと思う。その中で、狙いどおり横からのボールで点を取れたのは良かった。前半は攻守ともに素晴らしい戦いができたんじゃないかなと思っている。 しかし、後半の入りで失点した。相手選手が交代して何かをやられたというよりは、相手についていく、クロスを上げさせないといったシンプルなところで上回られてしまった。早い時間帯に2点目も失い、あの10分間はバタついてしまった。相手が前に出てきたときにどうするかといったところは修正していかなければいけない。 自分たちが攻守においてしっかりやり続けることが勝利への一番の近道だと思う。ここからもう一度しっかり細かいところを攻守において修正しながら次のゲームに臨みたい。
V・ファーレン長崎
監督
前節(・愛媛戦)から中2日で体力的には非常にタフなゲームだった。われわれはアウェイまでの移動もあり、疲労がある中でのゲームだったが、90分を通して選手たちが本当にタフに戦ってくれた。まず8試合ぶりに勝てたことを選手たちもすごくうれしく思っている。長いトンネルを1つ抜けたかなと思う。 富山にサイドで押し込まれるシーンを作られて失点してしまったが、ハーフタイムを挟み、途中から出場した選手がとても勇敢に戦ってくれた。後半は特に前に行く意識が非常に出て、同点、さらには逆転ゴールにまでつながって非常に良かった。全体としてはわれわれの狙いとするゲームには遠かったが、何よりも勝利に飢えていた中で勝てたこと、富山まで駆けつけてくれたサポーターの皆さんにやっと勝利を届けられたことが本当にうれしい。皆さんに喜んでもらえるような試合をこれからどんどんしていきたい。 --前半、劣勢だった要因は?明らかに体が重かった。守備のところで、富山の立ち位置や、2トップに長いボールも入れながら、ラインを押し下げて中盤も使ってくる攻撃に対し、自分たちの守備が少しハマらない時間が続いて失点してしまった。 後半に向け、まず一度コンパクトさを取り戻し、最終ラインを押し下げられることはあっても、また押し上げるように伝えた。FWが寄せにいったところをうまく使われているシーンがあったので、コンパクトにしてから守備に行く、サイドに誘導して奪うといったところを狙うようにした。
カターレ富山
FW 58
武 颯
前節(・大宮戦)は前半、後半の入りに失点していて、注意してゲームに入ったが、後半の最初に失点してしまった。気持ちの面でもパフォーマンスの面でも足りないところがあるから失点しているわけで、反省をした上で次節に向けて良い準備をしていきたい。J2はレベルが高い厳しいリーグであり、この中で勝っていくには決め切るところなどがやはり大切になる。 --先制点の場面について。クロスにしっかり入っていこうとチームで意識していた。相手に厳しくマークされても入り方やパワーで上回れたらよいと思っていた。クロスが相手に当たり、自分もDFを背負っていたのでとにかく合わせるのに必死だった。決まって良かった。
MF 16
末木 裕也
前節(・大宮戦)は前半、後半の入りでやられていたので、入りに集中していたが、また後半の入りに失点するなんて、絶対にやってはいけなかった。前半にリードしたからこそ、後半は集中して守り、もう1点取りにいかなければいけなかった。後半最初の2失点で、自分たちの勢いを自分たちで失ってしまった。入りは勝負を決める上でも大事な部分。そこでの失点は今後ないようにしなければいけない。 --どのように対処すべきだったのか。相手が後半にメンバーを代えてきて、入ってきた選手(山口 蛍とマルコス ギリェルメ)の特徴も頭に入れていて、飛び出してくるのも注意していたが、もっと集中してついていくことなどを意識しなければいけなかった。 --前半は攻守ともに出来が良かった。そういう感覚はあった。しかし、後半に2失点してから前半のような自分たちのサッカーができなかった。まだまだ力不足だと思う。