白熱の90分――。足りなかったのはゴールだけ
ベガルタ仙台
FW 9
非常に良いゲームができたと思います。どれくらい難しいゲームになるのかはお互いが想定していただろうし、相手のクオリティーも想定内でした。自分たちとしては勝てるチャンスはあったと思います。本当に決定的なシーンを相手のGKは何シーンか止めていたのですが、間違いなく言えるのは、両チームとも上で戦っていける強豪のチームだと感じた試合でした。決定機については理想の形でできました。勝点は『1』しか取れなかったのですが、チームでハードワークをして、しっかり地に足をつけていきたいと思います。
ジェフユナイテッド千葉
監督
前半は自分たちから相手の[4-4-2]の守備を動かしていこうと。特に(品田)愛斗のところ、アンカーのところを誰がつかんでくるのか、2トップなのかボランチが出てくるのかというところをしっかりと把握して進めていこうという形をミーティングで共有していました。ただ、それがあるとテンポが出なかったと感じています。行けるというタイミングでなかなかボールが出なかったり、相手を見るというのはそういうことだと思いますが、そのぶん相手のスライドが間に合ってしまったりしました。 ハーフタイムで共有したのは、十分相手を走らせることはできただろうと。だからテンポをとにかく上げようと。もう1回背後に行けるんだったら、ということがあったので、後半は押し込む場面も相当数作れたと思いますが、ゲームを通して見れば相手にもチャンスを作られ、こちらもチャンスは作りましたが、どちらに転んでもおかしくないゲームだったと思います。
ベガルタ仙台
監督
先週のふがいない試合(前節・大宮戦)でわれわれが大事にしているベースの部分で相手に完全に上回られた悔しさをぶつけることが、この試合の一番のテーマでした。試合の入りから最後のホイッスルが鳴るまで、選手たちは本当に100%戦ってくれたのではないかというところでは、シュート数も、枠内シュートもかなりこちらのほうが多かったと思います。けれども、そこ(ゴールネット)を揺らし切れずに勝点1だったのはちょっと残念な部分があります。ただ、選手には「この戦いを続けていければおのずと勝点も積み上がっていくんじゃないか」という話はしました。 --守備について。前節の試合では間延びして、ライン間をかなり使われて狙われてしまったので、1回しかちゃんと練習はできなかったのですけど、ラインのところとゴール前の守備のところは練習しました。守備のところはかなりみんな集中して、走力(の面で)もかなり頑張ってくれて、千葉を(失点)ゼロに抑えられたのは自信になると思います。 --攻撃について。FWのところにボールを入れて3人目が絡んでいくシーンがまあまあ今日は出ましたし、そこも1つ今日はテーマでした。
ジェフユナイテッド千葉
MF 14
椿 直起
前半にも決定機がありましたし、後半は僕にもありましたので、どれかを決めたかったところではありますけど、試合全体としてスピード感がなかったというか、ボールを持てたからこそもう少し縦に速い攻撃をしたかったという気持ちがありました。ボールを持てるからゆっくり動かすのではなく、常に縦に行けるときは行く攻撃を僕はしたかったです。全体的にゆっくりしてしまった感覚なので、そこは攻撃の課題だし、自分もボールを引き出すプレーをしなければならなかったと思います。 --攻撃でチャンスを作ることはもちろん、守備でも奮闘していたのではないか。守備もやらないといけないことです。 --前半の30分くらいにプレスをはがされて一気に裏返されてピンチになったシーンで全力で戻り、奪った守備が素晴らしかった。あのシーンはSBが出てきましたが、基本は自分が対面している相手には全部ついていくことになっています。あの選手がサイドハーフだったらどうなっていたかは分かりませんが、自分が対峙していた選手が走っていたので、それは追いかけるしかないという感じでした。
MF 10
横山 暁之
--後半開始前、サポーターが横山選手の名前をコールしたりチャントを歌ったりしていたが。後押ししてくれていると感じました。 --後半に向けて最初にピッチに入ったこともあるかもしれないが、おそらくそれだけが理由ではない。前半にPKを外してしまったから後押ししてくれているんだと僕は受け取りました。PKも結果なので決めなければいけなかったですが、カル(カルリーニョス ジュニオ)やバッキー(椿 直起)など蹴りたいと思っているであろう選手もいる中で自分からポジティブに蹴りにいったことは次につながる要素だと思います。 --「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけ」という名言があるが、自分から蹴りにいったのならばまさに勇気があるということだった。決められなかったことは反省しなければいけないですが、もう終わってしまったことですし、シーズンが終わったときに「あのPKを決めておけば」とならないように頑張ります。