ダービーの勝者は徳島。立役者はバルセロスと柳澤
徳島ヴォルティス
バスがスタジアムに入った段階で非常に盛り上がっていて、気持ちがすごく高ぶりました。 --相手の決定的なシュートを防いだ場面について。念のためゴールカバーに入っていました。シュートが飛んできてクリアしたのですが、ポストの外側にギリギリ出てくれてホッとしました。絶対にクリーンシートで終えることを話し合っていたので、達成できてうれしいです。 --試合後には応援してくれている方々の前で阿波踊りを披露して喜びを共有していましたが、準備されていたのですか?勝ったら(田中)颯と「踊ろう」とは言っていました。でも、全然踊れなくて、下手なんだけどいいやと思って、思い切って踊りました。うれしかったので気持ちで踊りました。もっともっとうまくなって、勝って披露できればと思います(笑)。
愛媛FC
監督
ホームでのダービーということでなんとか勝利を届けなきゃいけない状況でしたが、勝てなかったことがすべてだと思います。責任は僕にあると感じています。 選手が手を抜いているとか、サボっている選手もいないと思います。現状のチームとしての実力がこれだということを受け入れなければいけない。できなかったことはいっぱいありますけど、技術、メンタルも含め、こういうゲームをモノにすることはチームとしてまだできていないのが正直なところです。まだまだ成長してやっていかなければいけないと感じています。結果としては監督としての力不足だと思っているので、自分自身も見つめ直してやっていく必要があると思います。 --戦前から戦術、技術うんぬんより気持ちの面にフォーカスしていたが、そこは出し切れたか?ゲームの入りはかみ合わせがうまくいかずにボールを取りにいく姿勢で中途半端な部分はありましたけど、前半の途中から前からボールを取りにいく姿勢はできていたところはあったと思います。ただ、それがゴールにつながらなかった。前半の最後に失点し、時間帯も含めてそのショックは大きかったのかなと。相手は守備が堅いチームだったので、自分たちがゴールに向かうパワーを変えると後半は守備のバランスも崩れたところがありました。仕方ないところはありますけど、チームとしてボールを奪いにいくところやゴールを奪いにいくところはもう少しやっていかなきゃいけない。もちろん気持ちの面で表現していかなければいけないことはありますけど、全体的には質が足りていないのが正直な感想です。
徳島ヴォルティス
監督
ダービーに徳島から駆けつけてくれた多くのファン・サポーター、愛媛のファン・サポーターに良い雰囲気を作っていただいて本当にアツい試合ができたと思います。こういう雰囲気は片方のクラブだけではなく、両方のクラブが作り出すものなので、次のホームでも再びアツく戦いたいと思います。 試合前には「胸についているエンブレム、プライドを懸けた戦い。キレイに美しくよりもファイトすること、戦うこと、走ることを、一戦に懸けよう」という話をしましたが、開始早々から見せてくれたと思います。 ただ、20分過ぎくらいから愛媛さんのセットプレーやショートカウンターを受ける場面が増えてしまいました。奪ったあとにしっかりとフリーの選手を見つけて前にパスをつけることや、前線の選手を見てフィードをするなどができれば良かったです。あえて引っかかるようなボールの動かし方をしてしまっていた時間帯でした。前半最初のように中を使いながら外から進入していくということができずに、自分たちのミスから相手にリズムを渡してしまったのは非常に反省です。 後半は愛媛さんがギアを上げたり、立ち位置を変化させる可能性があることは分かっていました。前節・山口戦でリードしたあともそうでしたが、ミドルからローの守備にスペースを与えないような守備と、状況に応じてハイプレスにも行きたかったのですが、何本か背後を取られて少し間延びした場面もありました。そこは前線の限定など改善をしなければいけないと思いますし、相手が前からプレスに来るのであれば、もう少し間も見ながら動かすこともできれば良かったという反省点は次に向けての課題として、良い準備を選手とともにしたいです。
愛媛FC
MF 8
深澤 佑太
結果がすべてでした。前半は自分たちにもチャンスがあったので、そこで決めていたら、と思うところはありましたけど、それらの場面で取り切れず、逆に取られてしまったことがすべてだったと思います。 --前半途中からは高い位置からの守備も機能し、そこから攻撃にも転じることができた。立ち上がりはハメることができませんでしたけど、中でどうやればハマるかを考えてプレーしていましたし、そこからうまくハマる場面も作れていたと思います。外(ベンチ)からの声を待たずに修正できているところもあったと思います。 --ボールを積極的に縦に入れる姿勢もあった。前を向いて積極的にプレーすることは試合前からチームの中で要求し合っていたところだったので、そこはできたところもありました。ただ、5枚で構えてくる相手をどのように崩すかは、得点を挙げられていないことを考えれば、課題はまだあるのかなと感じています。 --大一番に求められる気持ちの強さは出せていたか?ピッチでやっている選手は全力を尽くしていると思います。ただ、そこはベースであって、その中で結果が求められます。ダービーは結果がすべてという部分においては、勝てなかったことを考えれば、戦えていたとはいえ、何かまだ足りていないところがあるのかなと思います。
MF 16
細谷 航平
歴史のある一戦に対し、選手としてモチベーションを高めて臨みましたけど、こういう0-2という結果はあってはならないと思いますし、すごく悔しい気持ちです。 --全体的に戦えていたところも多く、良い守備から攻撃につなげる場面はあった。内容面に目を移せばどう感じているか?結果がすべてではありますけど、内容を見れば、前半は良い形でボールを奪えて、そこからショートカウンターでチャンスも作れていました。後半もあまりやられているという感覚はありませんでした。その中でああいう1本をやらせてしまったのは守備陣としては反省するところがあります。 --前半はルーカス バルセロス選手の突破に対して身を挺し、相手の決定機を防いだ場面もあった。あの場面を止められたことは良かったと思います。ピンチは誰かがカバーすれば失点は防げます。ピンチがあっても、ああいう場面をチームとして増やしていきたいと思います。 --後半も攻勢に出る場面はあったが、ミスから相手に追加点を奪われた。不用意なロストからああいう形になってしまいました。それでもあの場面は守れたと思います。自分のところも少し軽いプレーになってしまった感覚もあります。もう少し粘り強く守らなければいけなかったと感じています。 --内容はきっ抗も、徳島に対して力の差を感じたところは?チャンスもあったけど、ピンチで決められてしまった。決め切る、守り切るところの質は上げなければいけないし、もっと細部にこだわってやっていきたいと思います。