5連勝中で9戦負けなし(7勝2分)の4位・水戸と、13戦勝ちなし(7分6敗)の18位・富山がぶつかる。ともに他クラブより消化試合が1試合少ないため、水戸は引き分けた場合、仙台を抜いて3位へ浮上する。また勝利を収めた場合、大宮の結果次第では2位まで浮上する可能性もある。富山にとっても、勝てば一気に13位まで上昇できるチャンスだ。
富山は5月27日、成績不振を理由に監督交代を発表。その4日後、新体制初戦となった明治安田J2第18節・秋田戦は2-2で引き分けとなった。今節が新体制におけるホームでの初陣になる。
安達 亮新監督は、ハードワークと粘り強い守り、サイドを起点にした攻めなど、これまでの戦い方をすぐに大きくは変えない方針。ボールを動かす意識やコンパクトさを求めるところから着手している。4試合連続で前半に先取点を挙げているように、内容を見ればチーム状態が落ち込んでいるわけではない。相手が攻勢を強めてくる後半冒頭の失点の多さが苦戦の要因となっているため、指揮官がどんな対策を講じるのかに注目したい。
一方の水戸は直近の第18節・長崎戦、開始から10分間で3ゴールを奪う圧巻のパフォーマンスを披露。その後も緩みのない守りで主導権を握り続けて3-0で快勝を収め、クラブ記録に並ぶ5連勝を飾った。その記録を更新する白星を手にすることはできるのか。
津久井 匠海は2023、2024年にJ3の沼津で活躍して名をあげた。同じく昨季まで所属した沼津で名をあげ、今季から富山に加入した
濱 託巳とのマッチアップも見どころの1つになる。
[ 文:赤壁 逸朗 ]