2025/6/14 (土) 18:03 KO
第19節
84'
入場者数: 4,238人
天候: 雨|気温: 20.9℃|湿度: 90%
終盤にこじ開けたゴール。水戸が7連勝で暫定首位へ浮上
サガン鳥栖
MF 33
--試合の入りは守備のかかりが悪かったように感じました。 試合前の分析はもちろんありますけど、実際に試合になってみないと分からない肌感覚もあるので、そこについては立ち上がり10分くらいのところでピッチ上で修正して、そこからはうまく改善できて良い前半にできたと思います。 (西川)潤が相手CBの(鷹啄)トラビス選手のところに行ってタファ(長澤 シヴァタファリ)をSBの選手のところに出したかったんですけど、距離も長くなるし、相手のウイングにピン留めされていたので、(山田)寛人をズラして潤を外に置くことでそこで捕まえればいけそうだなと思ったので、そこはピッチ上で修正できたことはポジティブな部分かなと思います。 --相手は守備時に左サイドハーフを最終ラインに落として5枚で形を合わせてきました。1列目を越えるのはうまくできていましたが、保持の際のイメージは?個人としていつも大事にしているのは、相手を見て何がイヤなのかを考えてサッカーをすることで、それはうまくできたと思いますし、決定機も作れましたけど、そこで仕留め切れないのが自分たちの弱さだと思いますし、そこをもっと求めてやっていかないといけない。上に行くならそういうところで相手を上回らないといけないので、そういう意味では厳しい試合でした。 --手前を使って奥に落とす意識は強かったように感じました。相手のウイングの選手は攻撃に特長があって、そこまで守備で良さが出るタイプではないかなと感じていましたし、自分のところでどうポジションを取るかで相手のボランチが迷っていたり、相手のかみ合っていないような会話も聞こえていたりしたので、相手のイヤなところを突き続けられたことは良かったと思います。
--保持の局面では相手のサイドハーフが最終ラインまで落ちるぶん、手前のスペースを有効に使えていた印象です。けっこうフリーになれたし、相手も(プレッシャーに)出てこられなかったと思うので、持たされている感じもなかったし、チャンスも作れていたので、そういう意味での手ごたえはあります。縦パスも入れることができたし、良いプレーはできたと思うのですけど、チームとしても個人としても、特に個人としてはいい加減結果を残さないとただ試合に出ているだけになってしまっているので、そこはもっと自分に対して厳しく求めて、怖い選手にならないといけないなと思いました。 --どこが相手でも内容で上回れるだけの自信が持てるようになってきたと思いますが、それを勝利に結びつけるためのものをチームとして身につける必要があると思います。チームとして3連敗からスタートして、一つひとつ課題と向き合ってきて、リードしても次の1点を奪いにいく、簡単に引かないということを(前々節・)札幌戦や(前節・)愛媛戦で学んで、今日は同点の状況でしたけど、そういう戦い方は改善できていると思います。ただ、もっと点を取ることを求めていかないといけないし、あれだけチャンスを作ったのに自分たちは取れなくて、相手にはワンチャンスで決められてサッカーの怖さを痛感させられましたけど、それで終わるんじゃなくて決め切れるようにならないと優勝はできないので、そこは厳しく求めていきたいです。 --水戸の勝つためのしたたかさに対して差は感じましたか?勢いのあるチームの勝ち方をされてしまったなという印象です。
水戸ホーリーホック
監督
鳥栖さんと戦う上で自分が選んだのは、(J2第18節・)長崎戦のようにしっかりとマッチアップさせることでした。その中で自分たちの守備において良かった点とダメだった点、攻撃においても良かった点とダメだった点が特に前半は両方出たというゲームでした。後半、修正してダメな点が減って、良かった点が増えたと思っています。 --津久井 匠海選手が大宮へ移籍して最初の試合でした。この試合に向けて、どのようなアプローチを行ってきましたか?この1週間、選手の出入りがあって難しい部分があったんですけど、選手たちに伝えたのは、「前節(第17節)・富山戦、もっと言えば、18節よりもいまのほうがパワーアップしている」ということ。それで選手たちを送り出しました。そういうメンタルで準備をしてきました。
サガン鳥栖
監督
今日は強くて好調の水戸を相手にわれわれがどのような内容で、そして結果を出せるか。非常に楽しみな一戦でした。その中で前後半を通して、私たちが準備してきたところを攻守に多くの時間でパフォーマンスを発揮することができました。ただ、私がいま持っている試合のスタッツでは、相手よりもシュート数が多くても枠内シュートがゼロということで、そこがすべてだったかなと思います。そこは一人ひとりがトレーニングから高い基準でやっていく。そして、私たちもトレーニング、映像を使ったフィードバックを含めて、そういったところは両輪で粘り強くやっていきたいと思います。ただ、強い水戸を相手に攻守に多くの時間でしっかりとパフォーマンスを発揮できたところは選手たちを褒めてあげたいです。それでも、先ほど申し上げた結果のところは真摯に受け止めて、われわれはまだまだ成長しなければいけないことをあらためて感じたゲームでもありました。また、後半戦の最初(J2第20節・大宮戦)が手ごわい相手ですので、そこに向かってやっていきたいと思います。 --試合前に「水戸との対戦はスキを見せないことが大事になる」と話されていましたが、カウンターからの失点になりました。フィニッシュワークのところですね。そして、最後は相手のカウンターというところでした。その前のところでの攻撃でも課題はありますし、高い位置でクロスを入れることで2次攻撃、3次攻撃につなげられると思いますが、少し安易にクロスを入れ過ぎたところではね返されて、ひっくり返される。またそのときのポジショニングも悪かったと思います。試合前に懸念していた一瞬のスキのところや集中力、最後のフィニッシュのところもクオリティー、メンタリティーも含めて、まだまだ伸ばしていかないといけないなと感じた試合でもありました。 --8勝5分6敗という成績で前半戦を終えました。どう振り返っていますか。 まず、私たちはシーズンのスタートで非常に苦しみました。1分3敗、19位というスタートでケガ人もたくさん出ました。ただ、その中でも選手たちが非常に成長してくれたと思いますし、それに伴って結果も少しずつ安定してきた、そんな前半戦だったと思います。まだまだ勝点を伸ばせたなという試合もありましたので、そこはもったいないなとは思いますが、若いチームですし、全員で我慢強くやらないといけないことも理解しています。ただ、時間は限られてきますので、しっかりと向き合って自分たちのサッカーをやりながらも勝ち切れるチーム、強いチームに後半戦はなっていく必要があると思います。
水戸ホーリーホック
FW 22
久保 征一郎
--いまの気持ちを聞かせてください。ストレートですけど、最高にうれしいです。復帰してから全然うまくいかなくて、いろんな人に声をかけてもらいましたし、アドバイスもいただきました。そういった人たちのおかげで点を取ることができました。なおかつ、7連勝という結果につながって、本当にうれしいです。 --ゴール場面はまず加藤 千尋選手からのロングボールを受けたところから始まりました。自分からしっかり呼び込めましたし、トラップもうまくいって、預けてゴール前に入っていこうと思い、あきらめずにスプリントしました。最後、ああいう形で自分のところに転がってきて、冷静にシュートを打つことができて良かった。 --勝利につながるゴールを決めたことについては?自分が点を取ったこともそうですけど、サポーターの大きな声援が本当に大きな力となりましたし、チームメートも全員がゴール前で体を張って守ってくれた。そういう思いがすべて乗っかったゴールだと思っています。みんなのおかげでうまく流し込むことができました。
MF 8
齋藤 俊輔
--新井 晴樹選手をケアしながらのゲームでしたね。試合を振り返ってください。前半も後半も守備の時間が本当に長くて、自分たちのやりたいプレスにあまりいけなくて、我慢の時間が長いゲームでしたね。 --津久井 匠海選手が大宮へ移籍した直後のゲームでした。そこで先発として起用され、どんな思いで試合に挑みましたか?「匠海が抜けて勝てなくなった」とは言われたくなかった。サイドMF陣は誰もがそう思っていると思います。そこで自分が先発として起用されて、もっと違いを出さないといけない部分もありましたが、難しい試合展開の中でも勝てたことが大きいゲームでした。匠海とは違った良さを出していきたいですね。 --連勝を『7』に伸ばすことができました。最近、自分たちの流れではない苦しいゲームでも、勝ち切れるようになってきている。今回、得点に絡んだのは全員途中出場の選手。チーム全員が力になっていると思います。そこに新加入の選手が加わって、本当に良い状態にあると思います。