札幌は前節、アウェイで仙台と対戦。前半途中に雷雨の影響で試合が中断し、再開後の前半終了間際に先制点を許すなど試合を難しくする要素がいくつかあったものの、試合終盤に相手を押し込み、アマドゥ バカヨコの得点でドローに持ち込んだ。上位相手にアウェイでのドローは悪くない結果と言えるだろう。
そんな前節を終えて、今節までに3選手の加入を発表。名古屋からDF宮 大樹を期限付き移籍で、シャペコエンセ(ブラジル)からFWマリオ セルジオを完全移籍で、大宮からDF浦上 仁騎を完全移籍で獲得し、攻守両面の戦力アップを果たしている。
一方の今治は未消化だった明治安田J2第17節を7日に行った。ホームに大分を迎えた一戦は、前半のうちにオウンゴールで先制を許してしまうも、後半にマルクス ヴィニシウスが決めて同点に追いつく。さらに逆転を目指して好機を積み重ねていったが、最後のところで相手の粘り強い守備にはね返され、1-1のままタイムアップとなった。
今治は大分戦を迎えるまでチームとして3戦連続無得点、エースのマルクス ヴィニシウスは9戦不発という状況だった。勝点は『1』にとどまったが、久しぶりの得点という結果をつかんだことで、良いイメージで今節を迎えることができるのではないだろうか。
そんな両者が挑む今節は、リーグ前半戦最後の試合。9シーズンぶりのJ2を戦っている12位・札幌は浮上のための勢いを得たいところ。J2初挑戦の9位・今治は1ケタ順位を保ちつつ、さらなる躍進を見せたいはず。良い形で後半戦へと折り返すべく両チームが力を出し尽くす、熱戦が期待できそうだ。
[ 文:斉藤 宏則 ]

