ボール奪取から2発。熊本が11試合ぶりに勝利を挙げる
ジュビロ磐田
昨日、上位勢が多く負けたことで間違いなく、上に行くチャンスでしたけど、1失点目は自分のミスから失点してしまいましたけど、そういう試合で勝てないというのが現状だと思います。もっとシンプルに前にボールを運ぶことはできたと思いますし、押し込んだあとにここでつながればというところでパスがズレたり、うまくリズムが作れませんでした。そのミスが続けば、熊本はボールを持つことに関してはすごく上手だし、ホームということもあって、このような流れになってしまったのは必然だったと思います。 --前半から相手のプレッシャーに苦しんだところがあったと思います。ピッチではどんなことを感じていましたか?僕と(上原)力也くんの2人に対してトップ下1枚だったので、どちらかは空いていたし、そこをうまく使いながら前進したかった。ただ、そこで受けることができなかったので、僕が少し下がりながら3枚で回して、僕のところで2トップに対してドリブルで突っかけることでリカ(リカルド グラッサ)を前進させようとはしていましたけど、そこはもっと状況を見ながらやれることはあったと思います。 --前半から守備もうまくいっていないようには見えました。その辺りはどんな問題がありましたか?インサイドハーフがジョルディ(クルークス)の脇に落ちてきて、そこに対して僕が前へ出たかったんですが、どうしても僕が出ると、相手のトップ下がヤン(ファンデンベルフ)の捕まえづらいところに動いてきたので、どうしてもそこに人を押し出せなかった。そこでジョルディが1対2の状況だったので、そこでもっとうまく数的不利の状況を数的優位の状況に持っていくことはできたのかなと思います。
MF 71
今日は収穫が何もないというか、自分たちがやるべきことを終始放棄してしまった。けっこう、ひどい試合をしてしまったと思っています。 --前半立ち上がりからうまくいっていないようには見えました。ピッチでの肌感覚はどうでしたか?もっと自分たちのサッカーというか、ワンタッチ、ツータッチでテンポよく動かせるシーンは逆サイドから見ていても、自分のサイドでも、どの場面においてもたくさんあったと思いますし、そこで前線の選手を見つけ出せなかったシーンもあったし、前線の僕らも背後へ抜けてあげるところも多少なりとも少なかったかもしれないので、そういうところが今日は終始かみ合わず、ロングボールを多用するような展開になってしまったと思います。 --全体的にミスが多かったようにも感じました。その辺りはどう感じていますか?前半は単純にオン・ザ・ボールの選手のミスは多かったので、それは全員に言えることだったと思いますし、簡単なイージーミスが多くなってしまうと、ボールを動かすチームである僕らは試合を難しくしてしまうというのはよくあること。そういうところが前半は多く出てしまったと思います。 --ここまでもアウェイの難しさを感じるゲームを経験してきました。そこで勝ち切る強さをフットボールの質を上げていく以外の観点でのアプローチも必要になりますか?本当に優勝するチームや上位に行くチームは悪いなりにも結果をモノにしていくところがあります。そこで勝ちながら成長していくところがいまの僕たちにはすごく足りないところだと思います。みんな口をそろえて「優勝」と言っている中で、上位のチームがほぼ負けていた中で勝たなければ意味がないことをみんな分かっていました。(自分たちにとって慣れない環境を)利用するくらい、できる努力はしていかなければいけないと思います。
ロアッソ熊本
監督
本当に勝てない中、応援してくれた皆さんに喜んで帰ってもらえるのがうれしいです。ゲームは勝ちましたけれども、大きく何かが変わるわけではないので、しっかりまた続けていきたいと思います。 --前節・札幌戦のあと、「今までやってきたことを考えて、しっかりボールを奪いにいく」と言われていました。そういう点も含めて相手の強みを出させない展開に持ち込めた要因は?選手の努力ですね。守備でしっかりプレッシャーを掛けることができました。 --2得点とも、前線でボールを奪ってからのものでした。評価をお聞かせください。狙いどおりではないですけど、しっかりボールにプレッシャーを掛けることを言っていましたので、それが良かったですね。2点とも素晴らしかったと思います。 --苦しんでつかんだ1勝をどうつなげていきたいでしょうか。何回も言いますけど、1勝したから何かが変わるわけではないと思います。
ジュビロ磐田
監督
熊本さんが勝利に値するパフォーマンスでしたし、われわれよりも良いフットボールをしていたと思います。 自分たちに目を向けると、これまで良いフットボールができていたにもかかわらず、今日のパフォーマンスは攻撃も守備もやれることがプランどおりに実行できていなかったと思っていますし、求める基準には程遠いものでした。だからこそ非常にガッカリしています。(前節・)仙台戦の内容は良かったと思っていますけど、さらに基準が低いものになってしまったと思います。 こういう熊本みたいなチェスがうまいような、トランジションで勝負してこようとするチームに対して、その土俵で勝負してしまうと負けてしまいます。自分たちの土俵で戦えず、相手の土俵で戦ってしまった。だからこその内容だったと思っています。個人、個人のバトルでも負けていましたし、強度に関しても非常に遅く、求める基準のプレーではありませんでした。 これをしっかりと振り返って、このクラブで誰がプレーして闘えるのか、闘おうとするのかをしっかりと見つめ直したいと思っています。こういう問題は早急に改善しないと、すぐに分解してしまうものなので、試合をしっかりと振り返りたいと思っています。
ロアッソ熊本
FW 14
塩浜 遼
--ご自身の得点場面について。相手のトラップの瞬間を狙って奪うことができて、前節(・札幌戦)の(神代)慶人のゴールに刺激を受けて、やっぱりシュートを打つことの大切さを意識していたのと、GKのポジションが少し前に出ているのが見えたので思い切って足を振れて、狙ったコースに飛んだのが良かったです。 --ゲームを通して自分たちのペースで進められたのでは?これまでの試合では、ボールを持っていない選手の動きが止まってしまう場面が多かったですけど、今日はボールを持っていない選手全員が連動して動けていましたし、そのぶん相手も守りづらかったんじゃないかと思います。 --前線からの守備もうまくできた感覚でしょうか。前半から、しっかり前から奪いにいく形がハマっていて、その中からチャンスも作れていたので、それを後半の最後まで継続できたことが良かったと思います。 --終盤の失点が続いていた中で、無失点に抑えました。やっぱりゼロで終われるのと最後に失点するのでは違うので、そこはみんなが集中していたと思いますし、全員で守って、全員で点を取ったと思っています。
GK 1
佐藤 史騎
--ようやく無失点に抑えることができました。結果の受け止めについて。GKは無失点を求められている中でずっと失点していたので、ゼロで抑えられたのは収穫だったと思います。 --2試合続けて3失点を喫していた中で、DF陣と確認したことがあったでしょうか。今日は1対2の対応とかカウンターも多かったので、そこで吸収しながらここぞというところで勝負することは伝えていました。ペナルティーエリアくらいまで下げてもらいながら、出されたところに自分がタイミングで出られれば止められる自信があるので、そういうところは確認していました。そのコーチングの成果も出ていたんじゃないかと思います。DFが最後まで寄せてくれたおかげで止められた部分もあるので、DFのみんなに感謝したいです。 --ホームで98日ぶりに勝利を挙げました。サポーターの皆さんも気持ちが入っていたように思います。だいぶ待たせましたね。終わったとき、みんなも倒れ込んでいましたけど、あそこまで毎試合できれば絶対に上位に食い込めると思うので、次も今日のような試合をしていきたいです。