終始優勢に進めるも……。いわきは終盤の失点で痛いドロー決着
V・ファーレン長崎
勝点ゼロになるか、1になるかの試合になってしまった。前半からビルドアップがうまくいかず、相手の強みが出た試合だった。逆転できる力があれば良かったですが、最低限アウェイで勝点1を取れた。この1ポイントを生かすには次の試合が大事になってくるので、続けて取り組んでいきたい。 --いわき対策をしてきたと思いますが、うまくいかなかった要因は?マンツーマンで来ると相手は強いですし、ディフェンスラインをひっくり返すボールが少なく、セカンドボールを拾われる場面も多く、いろいろな要因があった。 --終盤に追いつき、粘り強さを出せたことについて。3連勝していた勢いもありましたし、本当は勝ちにもっていくべきだった。失点はもったいなかったですが、複数失点をしなかったことは良かった。 --難しい展開でも、要所でパスがつながってアタッキングサードに入る場面もありました。前線の選手は個人能力が高くて、1つ外せたらチャンスになりますし、難しいゲームでもみんながあきらめずにやった結果、1ポイントにつながった。
いわきFC
監督
4,185人のサポーターに来ていただき、良い雰囲気で試合ができました。試合内容は提示したことを選手がトライして、チャレンジしてくれました。修正ポイントはあるにせよ、長崎を苦しめることができたのは事実です。88分まではプランどおりの試合でした。 最後、足が止まった選手を代えなければいけない現状と、ゲームチェンジャーがゲームチェンジャーになれなかった現状を受け止めて、その選手のプレーの整理をする話し合いをして、中断期間にレベルを高めていかないとまた同じことを繰り返してしまう。 --フアンマ デルガド選手への対策で抜擢した山田 裕翔選手のプレーについて。とても良かったです。フアンマ デルガド選手はランニングタイプではないので、生駒 仁選手か山田 裕翔選手で選択を迷いましたが、山田 裕翔選手を当てたほうが彼の特長も出るので先発させました。山田 裕翔選手がフアンマ デルガド選手を見て、両脇の堂鼻 起暉選手と石田 侑資選手とのチャレンジ&カバーを徹底してやりました。良いプレーをしたと思います。 --終盤に失点しましたが、試合を優位に進められた手ごたえは?前半はポケットを取ることや相手のウイングバックを引き出すことがもっとできれば良かった。キム ヒョンウ選手と熊田 直紀選手を組ませて日は浅いですが、良かった部分もありますし、課題も見えました。チームとしてやってほしいことを体現してくれました。
V・ファーレン長崎
監督
多くのサポーターの皆さんに来ていただき、大きな声援を受けて勝点3を目指した結果、引き分けに終わりました。苦しいゲームの流れで、最後追いついてくれたことについては直近3試合の粘り強さが出たと思います。いわき相手に難しい試合で、いろいろな計算式が必要なゲームでした。選手はよく頑張ってくれました。 --なかなか試合運びがうまくいなかった要因は?サッカーの違いはあったと思います。いわきはいわきのサッカーを発揮して、長いボールの連続性とサポートが早く、レベルの高いサッカーをしていたと思います。普段そういうチームが多くないので、対応が遅れてしまった。 --劣勢の展開から、後半は交代枠の使い方を含めてどう修正していきましたか?落ち着いてボールを動かすときはできた場面もあったが、ゴール前までつながることが少なかった。最後得点になった場面はラフなボールが多くなりましたけど、粘り強さがあったことやゲームを捨てなかったことを表現できた。粘り強さが最後に出たと思います。
いわきFC
DF 17
山田 裕翔
いまの自分の立ち位置を考えたら、(失点)ゼロで抑えて勝たなければいけない試合だった。失点するまでは良い試合ができたとはいえ、失点して追いつかれたので悔しい。 --フアンマ デルガド選手への対応がパーフェクトに見えましたが、自身としてはうまく対応できましたか?今日の自分の役割がハッキリしていたのもあった。試合の生命線になると思っていましたし、自分としてもそこができなければ試合に出る意味がなかったので、彼に仕事をさせなかったところは良かった。 --試合を通して山田選手のクリアからボールがつながって良い連係もありました。試合に出られない中でもしっかりピッチサイドから試合は観察していますし、今日試合に出るまで苦しい時期が長かった中で、成長に目を向けて取り組んできた成果だった。 --これからポジション争いをしていく中で、どう自分をアピールしていきたいですか?まず今日は(失点)ゼロで抑えて結果を残すことが評価になると思ったので、達成できなかったことが悔しい。試合が終わって時間が経つにつれて自分の成長になればプラスになる。日々自分と向き合うことが何より大事。遠藤 凌選手がケガでいないぶん、いろいろ言われることもありますが、代わりとかではなく、自分をもっと表現して積み上げていきたい。
MF 15
加瀬 直輝
キム ヒョンウ選手が前半から収めるプレーが多く、出場したら彼を追い越すプレーを意識していて、(得点の場面では)相手が飛び込んできてくれたので、自分の武器を生かして良いアシストができた。クロスを上げるときに熊田 直紀選手がゴール前でDFを引きつけてくれて、キム ヒョンウ選手が呼んでいたので、マイナスのクロスを送ることができた。 --途中出場でプレーのパフォーマンスを落としませんでした。今季は途中出場が多く、前節の大宮戦も良い入りから良いプレーができた。自分自身アシスト数がなかったので、今日つけることができて良かった。得点に絡んでいけるようなプレーをしていきたい。 --途中出場が続く中で、意識していることは?後半に勢いを持たせることが狙いとしてある。相手DFが疲れている状況で自分がスピードで負けたら意味がないし、自信があるところなので、出せるようにしたいです。 --守備面の向上について。ウイングバックは守備もできないといけない。大宮戦から感覚をつかんだところがあるので、対人も守備側で入ることが増えて、良いイメージを持ってピッチに入れています。