前回対戦は4月25日の明治安田J2第11節。長崎のホームで行われた試合は、いわきが長崎のビルドアップを封じ、高い位置での守備がハマって優位に進めると、セットプレーを中心に4得点を挙げて4-3で勝利。長崎戦での初勝利を挙げた。
長崎は前回対戦と大きく変わっていることとして、3バックにシフトしている。また、高木 琢也監督就任後にアグレッシブな姿勢を取り戻して3連勝中。J1昇格に向けてその本気度を示している。さらに、アウェイのいわき戦は過去2戦2勝と相性が良く、昨季は7試合未勝利という苦しい流れに終止符を打った地でもある。
長崎は現在38得点のうち26得点が後半に生まれており、前々節・山形戦、前節・大分戦でも後半に決勝ゴールを奪っている。7日に増山 朝陽が町田へ完全移籍することが発表されたが、代わる選手が違う特長でアピールしていきたいところだ。また、8月は5試合中4試合がホーム戦。連勝を伸ばし、良い流れを8月の試合につなげたい。
いわきは前節・大宮戦で石渡 ネルソンのミドルシュートが決勝点となり、逆転勝利。JFL時代から在籍する功労者で、試合翌日に横浜FMへの完全移籍が発表された谷村 海那を勝利で送り出した。今節はその谷村 海那が抜けた上、長崎から期限付き移籍で加入している白井 陽貴が契約上の理由で出場できないため、2人ぶんの先発枠が空く。CBとFW、“それぞれの1枠”に誰が名乗りを上げるか。
いわきは結果いかんで中位争いに加わっていくか、下位をさまよい続けるか、その狭間にいる。戦い方の浸透が進むいま、前者の空気感を強く感じてならない。長崎と相対する今節は、目の前の相手を上回り、どれだけ攻撃に時間を割いていけるか。相手を見て的確なサッカーができれば連勝も見えてくる。ホーム戦3連勝を果たしての中断期間入りを目指す。
[ 文:柿崎 優成 ]
