長崎は前節、甲府と1-1。開始早々に先制したが、ロングスローをきっかけに同点に追いつかれてしまう。「ボールは後ろで持てているんですけど、そこからそんなに効果的に前進できなかった」(新井 一耀)という前半は、きっ抗した展開のまま時間が経過した。
後半は工夫が見られ、相手選手を引き寄せてから展開することである程度円滑なパス回しが可能となったが、テンポが一定で甲府守備陣を崩すには至らず。ただ、連敗を止めたことでイヤな流れは断ち切った。加藤 大のアンカー起用や澤田 崇の左ウイングでの起用などポジティブな要素もあり、トンネルに光が差しつつある。
対するは、初めてのPEACE STADIUM Connected by SoftBankでの試合に挑むいわき。開幕から未勝利かつ、前々節・山形戦まで5連敗と苦しい状況が続いていたが、前節は富山を2-1で下し、今季初勝利を挙げた。
この試合ではそれまで1得点にとどまっていた谷村 海那が2得点。チームの復調とエースの復調、その両方を感じさせる試合となった。今節で2連勝を飾り、上昇気流に乗りたいところだ。
後方からのビルドアップを志向する長崎に対し、いわきがどのような守り方で対抗するのか。一方でいわきが得意とするセットプレーを、長崎がどのように抑えるのか。また、金曜日開催のピースタにはどれほどのファン・サポーターが駆けつけるのか。さまざまな面で楽しみなカードだと言える。
[ 文:椎葉 洋平 ]
