最後まで優劣つかず。藤枝は5戦負けなし、秋田は3月末以来の無失点に
藤枝MYFC
前節・山口戦の反省点を生かして、立ち上がりからアグレッシブに行けたと思いますし、球際の部分でも戦えていたと思いますけど、結果が得点ゼロなので。惜しいところまで行っているけど得点も取れなかったというのは、すごく悔いが残るゲームだったかなと思っています。 --前節は受けに回っての2失点でしたが、今日の試合は無失点で終えました。相手のビッグチャンスはありましたけど、結果的にゴールを割らせませんでした。監督も「できる限りゴールを割らせないように、失点ゼロに近づけないといけない」というのはずっと言っています。そういう部分では無失点で終えられたのはポジティブに捉えたいです。ただ、相手にチャンスを作らせてしまっているのも事実ですし、押し込まれる時間帯が続いたのも事実です。反省点は多くありますけど、ポジティブに捉えられるところはポジティブに捉えたいなと思います。 --ご自身のプレーについて。空中戦が多くなる相手だというのは分かっていたので、それに対しての準備はしていました。今日は空中戦で負ける回数は少なかったと思います。前半最後のほうの1対1も落ち着いて対応はできました。ただ、そこに蹴られたくないですし、そういう場面を作らせたくないです。対応としてはすごく良かったと思いますけど、あれを作らせちゃったのはもったいないなと思います。
ブラウブリッツ秋田
監督
選手・クラブを信じて熱い応援をしてくださる皆さま、そして根底から支えてくださる皆さま、いつも本当にありがとうございます。感謝申し上げます。 ホームで皆さんに勝利の笑顔を届けることができず、申し訳なく思っております。進歩とは反省の厳しさに比例します。自分にベクトルを向けて、顔を洗って出直します。 --前半は相手のサイド深くを狙ってチャンスを作っていました。勝ち切るには、自分の気持ち、プレーをすべて出し切ること。自分を信じること。ゴールを決め切る。そして守り切る。日常がすべて。 --梅木 翼選手をターゲットにしてチャンスにつながる場面もありました。チームに貢献すべく、誠実でひたむきである。自分の基準をもっと上に置き、あり得ないほど強い選手になってほしいと思います。 --後半は相手がボールを握る中で守り切りました。良い守備から良い攻撃。良い守備とは攻撃的であり、良いポジショニングから奪い切って前へ。それを発動できるようにやるのみ。 --今季初のスコアレスドロー。久しぶりの無失点をポジティブに捉えるか、無得点を課題とするか、どちらでしょうか。今日の試合は今日の試合であり、いましかできないものである。良い守備から良い攻撃。奪い切って、前に行く力。高い基準で勝負したいと思います。
藤枝MYFC
監督
一番は、勝ちたかったなというのはあります。前節・山口戦でわれわれらしい戦いができなかった。攻撃でもっとアクションを起こすだったり、守備も受けに回るのではなく、はぎ取りにいく。寄せて奪い切ってショートカウンターを打つというところをしっかり修正しましょう。そういう点で(秋田は)うってつけの相手だったのかなというのは試合前に話しました。 そのとおりに選手たちはゴール前の攻防、特にわれわれのボックス内での守備では果敢にボールにアタックできていたのかな。秋田も簡単にアーリークロスだったりセットプレーだったりでボックス内に進入してきますから、それをしっかりはね返すことができて、そこからまたわれわれらしい攻撃もできたのかな。 ただ、「それで満足していたらもうこの先はないよね」という話はロッカールームでもしました。われわれが目指しているのは、どんな相手でも、アウェイでもホームでも常に勝点(3)を狙って、守備でも攻撃でもアグレッシブに戦う。そういう姿勢を見せて満足していたらもう終わりだ。そういう姿勢を見せてなおかつ勝つ。決め切る力、押し切る力、クロスだったら上げる力。そこをもう1個上げていきたいなと。 基準はどんどん上がってきていると思います。J3からJ2、J2で今年で3年目。満足しているやつは1人もいないです。プレーオフ圏内を目指していますので、まだまだ圧倒的に足りない。何が足りないって言ったら、相手が怖がることをやることが足りない。厳しいかもしれないですけど、そこを絶対なしにしないで、何がなんでも、どこが相手でも勝点3を狙えるような、われわれらしい攻撃的なスタイルを見せて勝っていきたいなと思います。
ブラウブリッツ秋田
GK 1
山田 元気
--これぞ山田 元気というビッグセーブがありました。いや、勝てなかったんで。勝ちにつながらなかったのは悔しいです。ただ、失点ゼロだったんで。クリーンシートは3月30日以来です。だったらここからまたやっていくしかないなと思います。 --無失点を目指してそれを実現したのは大きいのではないでしょうか。前節・磐田戦から良い流れがあった中で、天皇杯(ラウンド16)の相模原戦の敗戦があって、それを引きずらないようにという話もしました。僕のセーブもありましたけど、それよりも前の選手が体を張って守ってくれたところがたくさんあったので、守りの選手も含めて、全員でつかみ取れたクリーンシートじゃないかなと思います。 --ご自身のキックの精度も良かったと思います。自分の感覚で、8割くらい入っていました。キックの質もちょっと変えていかなきゃいけないなって考えていて、自分の中で感覚をつかみながらできているので、そこは引き続きやっていきたいです。 --相手のクロス攻撃で押し込まれるシーンがありましたが、守り切りました。相手がクロスで押し込んでくるのは分かっていたし、特に終盤そういうふうにしてくるよというのはスカウティングで分かっていて、そこでしっかり中でブロックを作って守れました。(公式戦)3連戦に出ている選手もいて、キツい中でしっかり体を張って守ってくれたのはチームとしても良かったです。逆に、そこから陣地回復するためのクリアの質。しっかり裏にクリアして相手をひっくり返す。そこから回復していくというのをもっと徹底してできたら良かったなと思います。
DF 16
村松 航太
個々が強い相手なので、どういうふうに守るのかを整理しました。天皇杯(ラウンド16)・相模原戦から中2日で、移動とかでちょっと難しい部分もあったんですけど、1試合通してよく守れたかなとは思っています。 --公式戦3連戦で全試合フル出場して走り切ったのは素晴らしいと思います。疲労について。3試合で今日が一番体が軽かったです。 --秋田の気候もあるでしょうか。それもあります。前節の磐田戦が一番キツくて。暑いし、前半でバテるくらいでした。今日も足がつるかなと思いながらやっていたんですけど、意外と走れちゃいました。でも負荷はすごいから、ケアをちゃんとしないとなとは思います。 --相手のウイングバックが村松選手に1対1を仕掛けてくる状況で、縦にも中にも簡単にやらせない守備ができていたと思います。相手のプレーを意識して、イメージもけっこうしていました。それがうまくハマったかなと思います。 --最終ラインでためて前線に供給するボールで良い形を作るシーンもありました。いや、まだまだですね。ためるタイミングも大事だし、早くボール回しする時間も大事なので。そこがもうちょっと整理されて攻撃のリズムをつかめたらもっと良いんですけど、課題です。 --相手陣地でパスをつないで組み立てる際のパスミスについて。サッカーはミスのスポーツなのでしょうがないんですけど、そのあと、ミスをミスにしないようにするというか。自分で奪い返すのが一番ですけど、そのまま切り替えてプレッシャーに行って、次の次、そのまた次でボールを取れたらそれはもうミスじゃなくなる。その繰り返しだと思います。