数的不利の中、リードを守った今治。これで連勝は『4』に
FC今治
入りでは互いに堅いゲームになりそうな感じがしたが、相手の[4-4-2]を動かして弓場 堅真選手が守りを引きつける形から先取点を挙げることができた。 セットプレーから自分が決めた2点目も(前半の終了間際で)時間帯が良かったと思う。しかし、ここ数試合続いている課題である後半の入りが今回も悪くてゲームを難しくしてしまった。それでも全員が粘り強く戦えたと思う。 退場で10人になり、ボールを相手に持たれるのは仕方がないので、ミドルブロック、ローブロックで構えつつ中央を閉めて、スライドを粘り強くやった。相手の狙いをうかがいながら、なるべく高いラインを保ちつつ進めた。 --苦しい試合をモノにしての4連勝は地力の強化を感じさせる。かなりしんどいゲームばかりだが、本当にキツい、タフな練習を普段からやっているから、こういうゲームこそ俺らの見せ場だと全員が思っている。苦しくても耐える粘り強さは今治の持ち味。
カターレ富山
監督
競り負けてしまい、悔しい。後半すぐに相手が(退場者を出して)10人になったので、もう少し早く1点返せていれば同点に追いつけるようなチャンスをもっと数多く作れたと思う。 前半の2失点がもったいない。われわれとして注意していたところでやられているので、改善できていないことを反省しなければいけない。前半の立ち上がりにうまく攻めることができていたので、そこで先に点が取れていたらゲーム展開もまた変わっただろう。まだ点を取り切るまでの攻めができていない。相手の時間になったときに、耐え切れないのはチームとしての強度も足りないのだと思う。 8月、9月で残留争いから抜け出すのは難しい数字になってきた。なんとしても残留するために、最後の1試合までやり抜くしかない。覚悟を決めてやっていきたい。 --数的優位になってからの攻撃について。引いた相手に対してクロスは入れていたが、ウチもサイズがあるわけではない。そのはね返りを拾い、ボールを握って、コンビネーションでペナルティーエリアに入っていくシーンを作れると良かったが、今日はその余裕がなかった。セットプレーは数多く獲得できて、シュートも枠内に飛んでいたが、もう少し相手を困らせるようなことをやる必要があったと思う。
FC今治
監督
サポーターの皆さんに背中を押してもらい、この勝利がもぎ取れた。幸先よく先制したものの、退場者を出してしまい、思うようなゲームコントロールができなかった。選手たちがピッチ内で主体性を持って粘り強く、泥臭く守ってくれたのが良かった。 --後半開始早々の退場で10人なっても守り抜けた点について。1人少なくなったぶんを全員が1.1倍頑張ったのは評価できる。しかし、10人でもしっかり無失点で試合をクローズさせることはできたと思う。あのような状況でも(失点)ゼロで試合を終えられるのが、上位へ行く条件だとも思う。さらに精度を上げていけるといい。 どこに人数をかけて守るかは指示した。今季はこれまでにも10人で戦った経験があり、経験がものを言ったのだろう。また、途中から三門(雄大)を久しぶりに入れたが、彼のキャプテンシー、経験値も守り切れた要因の1つだと思う。
カターレ富山
DF 19
實藤 友紀
0-2だったので早く1点返したかった。椎名(伸志)選手から良いパスが来た。相手が食いついてきていて、トラップで良い位置にボールを置けたので、思い切って足を振った。その後も「もう1点取りにいく」という気持ちが出ていて、良いクロスからCKを取って同点も見えていただけに(追いつけずに)悔しいが、みんなで次につなげていきたい。 相手が(退場者を出して)10人になり、ボールが持てる状況だった。ボールをさばくだけでなく、チームを助けるために得点も意識しながらプレーしていた。
DF 4
神山 京右
--複数失点を喫してしまう試合が続いている。クロスを上げさせないとか、受け手に一歩でも寄せるといったことをいま一度しっかりやる必要がある。セットプレーでの失点も続いており、一発で決められているわけではないが、こぼれ球への反応、寄せは修正しなければいけない。 今回は2失点目が前半の終了間際だった。0-1で後半に入れていたらゲーム展開も違っていたと思う。注意してやっていたはずなのに、できていない。今まで以上に意識してやらなければ改善できない。締め直さなければいけないと思う。サッカースタイルが攻撃的になってもやるべきベースは変わらない。しっかり守れるという自分たちの良さをもう1回取り戻せるようにしなければ。 攻撃的にやっているからには複数得点できる力をつけないといけない。(相手が退場者を出してから)数的優位になって相手のブロックの外を回しながらチャンスをうかがったが、最後はクロスが有効だった。もう少し早く気づいて攻撃を組み立てられたら良かった。