前回対戦は3月16日の明治安田J2第5節。当時は富山が3位、今治が6位につけていた。チャンスを作り合ったがどちらも決め切れず、結果は0-0の引き分け。ここから富山はクラブワーストとなる16戦勝ちなし(7分9敗)のトンネルに入り、かたや今治は第2節から第14節まで13戦負けなし(6勝7分)と明暗が分かれた。
富山はホームで迎える5カ月ぶりの再戦で意地を見せたい。中断期間明けの直近2試合はどちらもボール保持率で上回り、数多くチャンスを作った。安達 亮監督は「やりたいサッカーが選手たちに浸透しつつある」と手ごたえを口にする。前々節・大宮戦は0-2で敗れたが、前節・大分戦は8試合ぶりに複数得点を挙げて2-2の引き分け。今度は4試合ぶりの勝利によって、チームの進歩を証明しなければならない。
一方の今治は前節、3-2で熊本に競り勝って今季初の3連勝を飾った。第22節まで8戦勝ちなし(3分5敗)と足踏みしたが、完全に持ち直している。強度の高い守りでボールを奪い、マルクス ヴィニシウスや横山 夢樹らが鋭くゴールに迫る電光石火の攻めは対戦相手にとって脅威だ。
これに対する富山は、現在取り組んでいるパスサッカーの精度があらためて問われる。カウンターの機会をなるべく与えないようにしながら、今治の守備網を揺さぶってゴールを陥れたい。
[ 文:赤壁 逸朗 ]
