4得点&無失点。いわきが“シックスポイントマッチ”を制す
大分トリニータ
完敗だった。 --今週初日のトレーニング後に竹中 穣監督と話していましたが、見えてきたものはありますか。結果が出ていない中で、メンタル的な影響なのかフィジカル面なのかは分からないが、なかなか自分のプレーができていない部分があったので、しっかりコンディションを整え、自分のプレーをすることを考えて1週間準備した。だが、チームとしてうまくいかなかったという感じ。 --チームとしてグレイソン選手に当てたあと、シャドーが前向きにプレーできるシーンも増えたと思いますが。良いシーンも何回かあったのだが、セカンドボールを拾えず押し込まれる時間が多くなったときに1人孤立してなかなか押し上げられない時間も多かったので、チームとしても奪ったボールを大切にしてやっていくのか、そういう状況になっても全体で押し返してセカンドボールを拾える位置まで戦うのかを明確にするなど、修正が必要だと思う。
いわきFC
監督
夏休み最後のホーム戦に多くの方が来ていただき、勝利できました。試合の入りは良くなかったのですが、コーチ陣がデザインしたセットプレーで得点したことで流れを持ってこられました。大分は監督が代わって初陣で、出方をある程度予想して準備をしてきました。同時に自分たちが(前節・)山形戦でできなかったところに課題感を持って上積みしてきました。90分を通して選手はよく頑張ってくれました。 --DF3枚の起用について。普段と異なりましたが、その狙いは?大分が[5-2-3]か[5-3-2]に近い布陣になってくると思っていました。前からプレスを掛けてくる想定はなかったので、どちらかというと山形戦でできなかった、蹴らせて奪ったボールをつなぐことや後ろから配球したかった狙いがありました。 --山口 大輝選手をFWの一角、1.5列目気味にも見えた起用の狙いは?キム ヒョンウ選手と同じことを求めず、山口選手はボールを引き出せる選手なので、彼には足元だけにならず背後を取ること(を求めました)。何回かスペースに走ってくれて目線が合わなくてボールが来ませんでしたが、意図した動きをしてくれました。大分の守備をどう攻略するか準備してきたので、よくやってくれました。 --終盤にCBを2枚代えた理由は?堂鼻 起暉選手と深港 壮一郎選手が「足がつる」と言っていたので、交代しました。深港選手も前半から飛ばしていて3人のうち1人くらいの交代で考えていました。2人同時に足がつるタイミングが来てしまった。白井 陽貴選手と山田 裕翔選手には引くのではなく、先発した選手と同じことを求めました。時間帯的に難しいところでしたが、2人はよくやってくれました。 --完封勝利ができたことについて。完封勝利ができたことについて、(GKの)佐々木 雅士選手が一番喜んでいました。ただ、攻撃的にいっているチームなので、4点取れたことが良かったです。
大分トリニータ
監督
完敗です。以上です。 --新体制の初陣に向けて、どういった思いで今日の11人を送り出し、試合前にどういった言葉をかけましたか。いわきさんを相手に勝利できるメンバーを選んだ。1週間の競争の中で、彼らを信じ、そういう言葉がけをして試合に臨んだ。 --失点も多かったが、攻守の評価をどういったふうに捉えていますか。負けたので、どんなポジティブなことを言っても難しいのだが、前半から選手がゴールに向かって相手ボールを奪ってという連続性を表現してくれたことはポジティブに捉えている。 --これからチームをどう成長させていきたいか。選手たちが競争しながら1週間準備をして、目の前の相手に勝てるように。そういうアプローチをしていきたい。
いわきFC
DF 4
堂鼻 起暉
--CBの並びが変わって中央で起用されました。グレイソン選手対策もありましたか?グレイソン選手と自分がマッチアップになることは分かっていて、長いボールが来たら激しく行くことを決めていた。前半の序盤はバタバタしましたが、ボールを持てるようになって関わりながらビルドアップの役割も果たせた。 --3バックの並びで意識したことは?試合では初めての並びでした。相手の出方も把握していたので、守備時のリスク管理は試合中やハーフタイムに共有できた。突き詰められる部分もありますが、前から奪う守備とカバーはできたので、精度を上げていけば攻撃にもつながるし、カウンターを防ぐことになる。 --セットプレーの2次攻撃からの得点について。得点場面に限らず2次攻撃のところで毎回ゴール前に飛び込む意識はある。少ないチャンス回数で毎回ゴール前に入ることが大事で、仕留めないといけない。動き出しを繰り返してチャンスを生かせるようにしていきたい。 --今季初の完封勝利について。2節の大分戦以来ずっと失点していました。ですが、守備が悪いとは思っていなくて、みんな(失点)ゼロの意識も強く、集中力を切らしているわけではなかった。複数得点を取れたこともありますが、ゲームの終わり方を良くしていけるように最後まで走り切ることがゼロにつながった。
MF 8
柴田 壮介
--デザインしたセットプレーから先制点を決めたことについて。コーチ陣が大分のセットプレーの守り方を見てデザインしたもので、シュートを打つのは自分と決まっていました。練習では全然決まらなくて、試合だったら「ワンチャンいけるんじゃないか」という自信がありました。入りは相手のほうが勢いがあった中での先制点だったので、大きかったです。 --中盤で回収して相手に攻撃させなかった手ごたえは?自分たちの強みで勝負して発揮できたこと、(前節・)山形戦でできなかったところの反省を生かしながら良いゲームができたと思います。 --寄せやプレスバックの速さが目立ったように見えました。相手との距離感で意識したことは?シンプルにセカンドボールのところで負けると、チームが後ろに重くなってしまう。自分と山下(優人)選手と石渡(ネルソン)選手のところで相手に競り勝つことが生命線になる。毎試合意識していることで、今日の試合は何もさせずにプレーできた。 --70分くらいで足がつるという時期もありましたが、今日はフル出場できました。自分でもビックリしました(笑)。正直後半は足がつらないことだけを意識していました。山下選手はイエローカードもらっていて、石渡選手はものすごく走っていて、これで自分が足をつったらマズいなという思いを持っていました。1回交代させられそうになったのですが交代がなくなったので、「もう頑張るしかない」という思いでプレーしました。