「勝てなかったことがすべてかなと思う」と前節・秋田戦後の記者会見の冒頭で話した柴田 慎吾監督。就任初戦だっただけに勝って流れを変えたい気持ちは強かったと推測できるが、難しい試合の中で後半の試合内容で可能性は示した。大塚 真司監督はその秋田戦を受けて、「(昨季まで札幌の指揮官だった)ペトロヴィッチ監督時代の要素を取り戻したいのかなという印象を受けた」と話している。
甲府は前線の内藤 大和、マテウス レイリア、鳥海 芳樹のコンディションが良く、連係も向上中。控えには前節・大分戦でゴールを決めた三平 和司に加え、ネーミアス、大島 康樹、熊倉 弘達といて、アタッカーは充実している。彼らの献身的な守備からリズムを作り、内容と結果を一致させる勝利を狙う。
甲府の荒木 翔が「レベルの高い選手がいるし、(甲府の2022年度天皇杯優勝メンバーの)浦上 仁騎もいるからロングボールを警戒し、ポジションチェンジに惑わされることなくしっかり対応したい」と警戒する札幌は、前節後半の内容を見せた上でゴールネットを揺らし、柴田 慎吾新監督体制での初勝利を飾りたい。
[ 文:マツオ ジュン ]
