決め手を欠いた両者。いわきは『3』でストップ、水戸は4試合連続に
水戸ホーリーホック
--加入後初先発となりました。試合を振り返ってください。勝点3が欲しかったですけど、なかなか自分たちのペースにすることができず、相手の土俵で戦うことが多くなってしまった。そこは改善点だと思いますけど、最低限の結果は出せたかなと思っています。 --相手の圧を受けてロングボールが多くなり、粟飯原選手が競る展開が続きました。最初の10分はわりと相手が前から来るという想定だったので、自分のところや裏抜けのスペースを使っていこうという話はありました。でも、そこから落ち着いてボールを持ちながら試合を運ぶストーリーに進められなかった印象がありました。もうちょっと落ち着いて自分たちの流れを作るところは今後の修正点だと思います。 --苦しい中でも負けませんでした。あらためてこの結果をどのように受け止めていますか?最低限の勝点1だったと思います。これは終わったことなので、プラスに捉えて、次はホームでできるので、そこで勝点3を取れるように、みんなで良い準備をしていきたいと思います。
いわきFC
監督
悪天候の中、力強い応援ありがとうございます。首位の水戸さんをホームに迎えて前半戦(J2第7節/1●4)の借りを返したかったです。お互いにしっかり締めるところは締めて堅いゲームだったと思います。残り8試合に向けて、こういう試合展開から、こじ開けていくトレーニングをしないといけないです。また、今までなら前に寄ったところで水戸のカウンターを受けて失点したこともありましたが、しっかり防いで、われわれも締めるところを締められたのは守備面の粘り強さが出たと思います。ここから8試合、全力でやっていきたいです。 --キム ヒョンウ選手が場面によって落とし気味のポジショニングをしていましたが、それは狙いとしていたことですか?攻撃の作りからヘルプで来てくれることは良かったですが、熊田 直紀選手しか前線にいない状況になってしまいました。ゴール前に入っていくことを後半に向けてアプローチしました。 --先ほど話していた守備面の奮闘について。危ない場面は少なかったので、抑えるところは抑えた証明です。後ろ重心になることなく、前にパワーをかけて得点できるようにしたいです。 --U-20日本代表招集中の石渡 ネルソン選手のほかに欠場選手が相次いだ中、これからの試合に向けて攻撃面の工夫にどう取り組みますか?誰かに依存しないチームを作っています。選手の良さを出しながら、バランスをお互いにとることが大事。練習からチャンスはあるということを伝えているので、チャンスと捉えてみんなでやっていきたい。
水戸ホーリーホック
監督
この雨の中、ピッチコンディションだったり、難しい部分があったんですけど、いわきさんの圧が前半から激しく、ストロングであるロングスローやCKでずっと押し込まれて、セカンドを拾われてゴール前に押し込まれるという苦しい状況の中で勝点1を取れたことをポジティブに考えたいところですけど、試合を終わってみたら、前半の45分がもったいなかったと思っています。サッカーの本質という部分ではすべて上回られてしまったと思いますし、自分たちが用意したものを全然出せなかった。そこはメンタル面の問題なのか、戦術的な部分の問題なのか、選手たちとしっかりすり合わせて解決していきたいと思っています。
いわきFC
DF 2
石田 侑資
堅い試合だったというのは、やっている僕たちも感じていた。天候もあったので、集中を切らさずにプレーすることにフォーカスしていた。得点を取れればもちろん良かったですが、残り8試合に向けてどう戦っていくかが感じられる部分もあったので、今後につながる試合と捉えたい。 --普段どおりの戦い方から得点が取れなかったことについて。惜しい場面は何回かあった。無得点で終わったことは悲観的に考えていない。 --こじ開ける難しさについて、最終ラインからどう見えていましたか?奪ったボールを前に出していきたかったが、(水戸の)後ろも堅かった。首位のチームは簡単に崩れないということを体感できたところもある。試合を通じての個人の課題は、(相手が)引いたときに3バックの左右は攻撃参加できる場面があったと思う。僕自身スペースに走ることはして、ボールは入らなかったけど続けることで味方を生かせるので続けたい。 --過去の水戸戦ではカウンターから失点を喫することもあったが、今回は決定機を与えずに無失点に抑えたことについて。堂鼻 起暉選手とリスク管理を徹底する意思疎通がとれていた。2回、相手に良いところに入られてカウンターになる場面があった。試合終盤のところで1対1で負けなかったことは良かった。その手前でやらせないことが大事なので、味方を動かしてうまく守れるような選手になりたい。 --市立船橋高時代の先輩、鷹啄 トラビス選手と初対戦だったことについて。守備面の強さは高校時代から変わらず、空中戦も強かった。熊田 直紀選手が空中戦で負けるところをあまり見なかったので、しっかりタイトに守備をしていた。試合後に会話して、高校時代を思い出しました。
FW 28
キム ヒョンウ
結果だけを見れば、負けなかった。チャンスがあった中で決め切れなかった。自分たちに目を向けると、相手の状況を見てできることはあったと思う。相手は競り合いに強いCBで、背後に走ることも警戒していた。そこを見ながらクサビのパスや斜めのランニングを使っていけば押し込む場面が多く作れたかもしれない。 --水戸の帰陣の早さや守備ブロックを早く作られることについて、こじ開ける難しさは今後に生かせますか?首位にいる理由はあのような場面にあると思う。堅い守備をどうやって破るか、一人ひとりが思い切りよく積極的にいけたらゴールにつながる可能性もある。 --50分のクロスバーに直撃したループシュートについて。水戸のような相手になると、1回のチャンスで決め切ることが大事。個人としてシュートの場面は多く作らないといけない。相手GKの西川 幸之介選手は大分時代に一緒にプレーしていて、特徴はよく知っていた。彼は前に出てくるようなGKで、シュートした場面も前に出ているように見えて感覚的にループで狙った。決められるかどうかが次につながってくるので、課題に向き合いたい。