今節はU-20日本代表に選出されたいわきの石渡 ネルソン、水戸の齋藤 俊輔が不在。ともに攻撃のキーマンを失った状況で、その穴を感じさせない戦いができるかがカギとなる。
リーグ後半戦で6勝2分2敗と強さを見せているいわき。前節・札幌戦では3試合ぶりに失点を喫したものの、前半のうちに同点に追いついて流れを相手に渡さず、後半に4ゴールを奪って大勝を収めた。どこからでも得点が取れるチーム作りを進める中で、ウイングバックの五十嵐 聖己が3試合連続得点中。今夏に加入した深港 壮一郎もセットプレーから得点源になっている。また、前節はキム ヒョンウが明治安田J2第23節・長崎戦以来となる得点を挙げ、加藤 大晟がプロ初得点を記録。アタッカー陣にもゴールが生まれ、チーム状態は良好だ。
好調とはいえ、いわきに緩んだ気持ちはなく、目の前の試合に勝つことだけにフォーカスしている。この後半戦では大宮や磐田を破り、上位陣相手にも遜色なく戦えるチームに成長してきたからこそ、次は首位チームに勝利して勢いを加速させたい。
水戸は現在4試合未勝利。第9節・札幌戦から第23節・富山戦まで15戦無敗を記録した快進撃にブレーキがかかっている。得失点差により首位を維持しているが、第24節・熊本戦以降は終盤の失点が目立ち、特にここ3試合はリードを守り切れない展開が続いている。総失点28のうち、76分以降に喫した失点数は『11』。一方、いわきは総得点44のうち、76分以降に奪った得点数が『12』。水戸としては終盤の試合運びが今まで以上にポイントとなりそうだ。
クラブの悲願であるJ1昇格に向けて正念場を迎えているが、昨季から3連勝中と相性の良い相手を下して流れを好転させていきたい。
[ 文:柿崎 優成 ]
