集中して逃げ切った大分。降格圏との差を『8』へ広げる
レノファ山口FC
--今日の敗戦を受けて、今後どう戦っていきたいか。勝つしかないという現状を自分たちが作り出してしまっているので、本当に目の前の試合に向けて、自分たちがやるべきことをもう一度チームで確認して、毎日毎日練習から準備していきたい。 --攻撃面でどういうところがうまくいかなかったのか。試合前から大分さんはブロックを堅く作ってくるチームで、ショートカウンター、セットプレーを得意としているチームというのは分かっていた中で、セカンドボールのところで優位に立てなかったり、入りがフワッとしたりしてしまって、早い時間にPKで先制されてしまった。自分たちのミスでゲームを難しくしてしまったと思う。 --この試合に向けて、どういう声かけをしてきたか。この試合は“シックスポイントマッチ”で、順位の近い直接対決という中で、どれだけ大事な試合かは分かっていた。(勝点差を)『2』に縮められる試合でも、『8』に開く試合でもあった。ゲームに向けて死に物狂いで準備してきたが、結果につながらなかったのが現状。しっかり受け止めて、しっかりフィードバックして、次に向かっていきたい。
大分トリニータ
監督
大分トリニータに関わるすべての皆さま、選手、フロントスタッフ、設営をやってもらっているスタッフなどすべての人たちと一緒につかみ取った1勝だと考えている。 ゲームのほうは1-0ではなくて、2-0、3-0と、自分たちの決定機で得点に近いシーンまで作れていたにもかかわらず、やはり取れなかったということを反省して修正し、次の試合に挑みたいと考えている。 --チームとして13試合ぶりの勝利で、監督自身としては初めての1勝。あらためてこの1勝の持つ意味は?勝利は5月31日の(J2第18節・)甲府戦以来。その間に、カタさん(片野坂 知宏前監督)が契約を解除になり、チームとして大きな変化があった。私自身はカタさんに連れてきていただいた人間なのだが、本当にこのチーム、カタさんの助けになることができなかったという後悔の念、そういう思いを持っていた。その中で、クラブが私に監督という重責を与えてくださったことで、メンタル的には切り替えをしてきたが、やはりこの13試合、プレシーズンからずっと一緒に戦った仲間がチームを離れたということが、僕にとっては一番難しいことだったし、仲間の思いも一緒に持ちながら戦うという意味で、選手は変化をもたらしてくれているし、彼らのコメントでもカタさんへの思いを聞いている。みんなでこのトリニータをなんとかしたいという思いを持ちながら、今日まず1勝できたことに、安堵の気持ちでいっぱいでいる。
レノファ山口FC
監督
今日は1,000人近くのレノファのサポーターに来ていただいて声援していただいたが、勝点を取ることができず、申し訳ない気持ちでいる。今日は自分たちが勝ちに値するだけのパフォーマンスがあったかといえば、苦しい展開であったと思う。相手のブロックを崩すまでに至らなかった。最後はゴールに向かうプレーはしたが、追いつくまでの時間はなかったという印象。 --残留圏まで勝点8差と厳しい状況になったと思うが、どう捉えているか。試合数と勝点数は比例すると言われているので、本当に勝つしかないというところまで来ている。次の試合に向けて顔を上げ、良い準備をしていくことが大事になってくると思うので、しっかりやっていきたい。 --選手には硬さも見られたが、どういう雰囲気だったか。今までの試合の中では、相手の勢いもあり、入りは呑まれてしまった部分があった。そういう中でも先に失点しないことは大事だし、もっとゴールに迫ることには変わりないが、90分、そういうところが出せなかったと思っている。
大分トリニータ
DF 2
岡本 拓也
たくさんのサポーターが来てくれた中、(加入後)初めてのホームでモチベーション高くプレーした。厳しい試合だったが、守備陣としては無失点に抑えたのは大きかったと思う。全体としてしっかり組織を作れていた上に、最後に体を張るところだったり、ボールを奪ってから出ていくところが良かった。 --距離感よく戦えていたが。監督からも常に左右や前後のポジションの選手と声をかけ合うように言われていたので、今日もほとんど穴を開けることなくやれたと思う。 --相手の2トップ2シャドーに入る前の段階でボールを奪えることが多かった。映像を見て、3バックの脇にランニングしてくるのが分かっていたので、僕がいかに早くスライドできるかがポイントだと思っていた。それで先回りして走らせにくい状況を作れたのではないかと思う。
MF 25
榊原 彗悟
立ち上がりから積極的にいけたのが大きかった。自分たちは立ち上げ当時から守備を重点的にやってきて、そこはある程度自信があるので、勝てていた頃のように前半に1点取れて、そこから良い守備で勝つ。もう1点、2点と取れればベストだが、自分たちらしい勝ち方はできたのかなと思う。 --後半は相手も攻勢を強めてきて、守備の時間が長くなった。ああいう時間が長く続くことは予想できていた。そこからもう1つ自分たちがギアを上げて前に出ていければ良かったし、2点目を取るチャンスもあったので、そこで取り切れればまた違う展開にもなったと思うが、ああいう苦しい時間帯もディフェンスラインを中心に声をかけ合いながらしっかりとゲームを締めることができたので、そこは良かったと思う。