後半の攻勢実らず。我慢の前半に甲府が食らったスーパーゴール
ジュビロ磐田
--新体制での初陣を勝ち切れたことの意味は?短い準備期間でしたけど、本当にチームが1つにまとまって、ベースのところに立ち返って、闘った結果が表れたので、本当に厳しい状況もありましたけど、みんなで必死にもぎ取った勝点3だと思っています。 --安間 貴義監督からはどんなことを求められていましたか?逆サイドにボールがあるときのサイドハーフの絞り方や自分のマークが裏に抜けたときにしっかりと受け渡すところはすごく練習の中でも言われました。守備のところは自分たちから慌てて行くよりも、まずはミドルゾーンでしっかりとブロックを作ってから徐々にハメていこうと。ちゃんと自分たちの形から徐々にハメていくというのが結果的に連動して、プレッシャーを掛けられたのかなと思います。 --裏を狙ったときにボールが出てくることが多かった。その辺はどう感じていましたか?前よりもボールが出てこない回数が減ったというか、でも走る回数は変わっていないと思います。それはチームの中で同じ絵が描けているからこそ、お互いが動き出すタイミングも徐々に合ってきたのかなと。裏のアクションをどんどん使っていこうと話していたので、チームとしてミスが起きたときもネガティブにならなかったですし、むしろ相手を押し込めるチャンスだと前向きに捉えられていたので、それはすごく大きかったと思います。
--安間 貴義監督からはどんな指示を受けてピッチに入りましたか?1点勝っている状況だったので、「まずは守備から入れ」と言われましたし、攻撃の部分では「いつもどおり自分のプレーをしてくればいい」と言ってもらいました。 --惜しいシュートもありましたが?多分、ユースであれば入っていたシュートだと思いますけど、そのゴールを取る感覚はプロでも通用する部分だと思っていたので、次の試合ではゴールを決められるようにしたいです。 --後半は押し込まれる展開も多くて、その難しさもあったと思います。その辺はプレーしてみてどうでしたか?ユース(磐田U-18)ではあまり途中から試合に出ることがなくて、すごく難しい状況でした。最後押し込まれる時間帯が続いて、守備での戦術面で自分のプレーの甘さや、ボールを大事にしたい時間帯でロストしてしまったりが数回あったので、そこはもっと詰めていきたいと思います。 --次のチャンスに向けて。安間さんに監督が代わって、一番チャンスをもらえている立場なのは自分だと思うし、ユースのみんなの中には安間さんを失った(※それまで磐田U-18の監督を務めていた)という考えになるかもしれませんけど、やっぱり一番はトップチームがJ1に昇格することだと思うので、そのためにやっていきたいと思います。
ヴァンフォーレ甲府
監督
われわれは勝点3が必要で、勝って少しでも上位陣に近づくことが大きなテーマ。結果的に勝点を積み上げることができずに悔しい試合になった。前半は自分たちの時間にするのに時間を要した。自分たちの時間になって失点した。後半になってメンバーを入れ替える中、選手は相手ゴールを脅かしてくれて最後まで戦ってくれた。 --前半、磐田にボールを持たれた要因は?守備のところは奪いにいって相手が背後に蹴ってくることは分かっていたが、走るタイミング、ボールの質が高く、対処に苦労した。ビルドアップをするときに安定させるのに時間がかかってしまった。 --結果としてスーパーなシュート一発にやられてしまいました。前半の立ち上がりから後半のような戦いをさせられなかった。
ジュビロ磐田
監督
時間はありませんでしたが、(監督を)引き受けた以上、昇格を目指してやろうと。その中で気持ちだけでは勝てないので、まずはウィークのところから直していきました。そのあとに攻撃の部分でどこから進入していくのか。その2つを具体的に提示して、選手たちには伝えました。それに対して、選手たちがすごく積極的にグラウンドの上で具現化してくれたと思っています。もちろん今までの練習量を考えると、(これまで)足が60分過ぎに止まっていましたが、今日も60分過ぎに止まり始めたことを理解しています。それでも足が止まったときの守り方を整備したことで、(失点)ゼロで終われたんじゃないかと思います。 ただ、ヘディングシュートで一度やられているので、そこはもう一度修正して次に臨みたいと思います。 15分間の紅白戦をやりましたが、体力があるときにはもっとスピーディーで、激しい紅白戦がやれていたので、あれを応援してくれる皆さまに見せられるようにしっかりとトレーニングしていきたいと思います。 --前半はカウンターを受けても中盤でせき止められるシーンが多かったように感じました。あの辺りはトレーニングの成果が表れたんでしょうか?どんなサッカーでも球際や切り替え、ハードワークは必要なところだと思っています。ましてや甲府さんが8試合で12得点、そのうち7点が奪ってからのカウンターでしたので、まずはそこを抑えないといいようにやられてしまう。そこをしっかりとやることを要求しました。 --その中での金子 大毅選手のパフォーマンスの評価を聞かせてください。(井上)潮音と金子に伝えたのは、もともとJ1でプレーしていた選手がJ2に馴染むなと。もともと持っていた感覚やパフォーマンスを要求して、彼はあれくらいできるはずなので。いまはどうしても切り替えが遅くて、最終ラインやGKの責任になっていましたけど、チーム全体でやらなければ守れない時代です。金子選手がその中心になって守備のところを引っ張ってくれたと思います。
ヴァンフォーレ甲府
MF 14
田中 雄大
--前半はプレスを掛けたいところでうまくいかず、守備面でなかなか厳しい内容でしたが、試合を振り返ってください。自分ももっと(ボールに)行きたかったけれど、背後を渡邉 りょう選手が常に狙っていた。すごく良い動き出しをしていて怖さがあったと思う。相手の狙いは背後だったと思うので、もう少し前から行って背後の対応をするべきだったと思う。それでもなんとなく守れていて、セットプレーの流れから失点して、本当に良くない時間にしてしまった。 --ボランチでタフに戦っていましたが、セカンドボールを拾えなかった難しさは?セカンドボールのところは前半はそんなに悪くなかったと思いますが、良い状態で蹴られるとそれをはね返してマイボールにするのは簡単ではない。背後が怖いのはありますが、後ろを3人で広く守る意識を持ちながらやれれば、良いボールを蹴らせないでセカンドボールを拾える状況は作れるのかなと思います。
GK 97
東 ジョン
--J2初出場でした。この日を待っていました。良い準備をして、試合を通してやってきたことは出せたと思いますが、結果がすべてなので、そこで一歩及ばなかった。 --0-1という試合結果について。チーム全体がジュビロの良さを消してくれていたので、けっこう守りやすかった。仲間に感謝。狙いを持って、アグレッシブにやれたので次につながると思います。 --どんな思いでこの試合に臨みましたか?急にチャンスが来ても違うことをやるわけではないので、出たらいつもどおりやるだけでした。