山形は明治安田J2第33節・熊本戦を1-1、前々節・大宮戦を2-2と、ともに追いつかれて引き分け、11月を待たずにJ1昇格の可能性が消えた。特に大宮戦は、2-0のスコアから89分、90+5分に失点を喫してのドロー。試合の締め方という課題が顕著な状態で前節・大分戦に臨んだ。その大分戦は前半を2-0で終えて、後半の早い時間に1点を返される展開となったが、相手にボールを持たれる時間が長い中でも同点ゴールは許さず、勝ち切ることができた。クリーンシートは6試合実現できていないが、その間も先制してリードを保って試合を進めるケースは多い。
また、大分戦では負傷での交代が相次いだが、今節は國分 伸太郎が出場停止明けとなる。
対する今治の前節・仙台戦を振り返ると、開始7分で失点を喫するスタートとなったが、前半のうちに安井 拓也の同点ゴールとマルクス ヴィニシウスの2得点で3-1とリード。後半にPKで1点を返されたが、5試合ぶりの勝利を手にした。マルクス ヴィニシウスは安井 拓也のゴールをアシストしたほか、決定機も複数あり、チームのアグレッシブな守備から、あるいは攻撃でスイッチが入ってから、フィニッシュで完結するケースを多く作っている。また、横山 夢樹など途中出場のアタッカー陣も充実。ただし、今節はヴィニシウス ディニスが出場停止となる。
第7節の前回対戦は、山形が前半で2-0とリードしたあと、後半に今治が2得点を挙げて追いついている。大森 理生の同点ゴールは終了直前の90+7分。今節も最後まで目が離せない展開が予想される。
[ 文:佐藤 円 ]
