堅い展開が続き……。互いに決め手を欠いてスコアレスドロー
レノファ山口FC
球際やセカンドボールの戦いになることは想定どおりだった。前半は相手のほうが上回って苦しい時間が続いたが、(失点)ゼロで抑えることができた。後半どう攻めていくかを話し合って、前半に比べたら攻撃する時間は長かったけど、得点できなかったことで引き分けになった。 --攻撃の時間が少なかった中でも、前半は相手にゴール前へ入らせない守備ができていたことについて。体を張るところは全員が意識していた。勝利が必須の試合だったので、ゼロで進めないといけなくて、全員が体現できた。相手の特長であるセットプレーは常に練習から意識していたことで、そこで失点しなかったところは良かった。ゼロで抑えることは意識していて、前半は自分たちの時間が短かったので、ゼロでしのぐことは共通意識を持ってプレーできた。 --1点を取らなければいけない状況で、前進できなかった難しさについて。後半は自分たちがボール持つことを意識してサイドに起点を作りたかった。最初は前を意識できた。ゴール前に入る質やクロスの上げ切るところは相手のプレッシャーが強い中でできなかったところもあった。失点したらゲームは崩れてしまうので、どれだけリスクをかけて取りにいくか、難しさがあった。
いわきFC
監督
ホーム最終戦に5,013人の方に足を運んでいただき、感謝を胸に、勝つために準備してきました。相手は割り切ってくる場面も多く、ゴールをこじ開けることに苦労しました。最終節の対戦相手・仙台は昇格プレーオフ(進出)が掛かっているので、エキサイティングな試合になると思います。選手にはそれを想定して声が通らない環境下でプレーすることがどういうことかを話してラスト1週間、みんなで練習してやっていこうと思います。 --相手が縦に速く戦ってくることは想定していたか。想定どおりのところもありましたが、より縦に速い意識がありました。セカンドボールを拾うマネジメントも考えていました。比較的拾えたほうだと思いますが、最後ゴールをこじ開けないといけなかった。ゴール前のパワーが欠ける試合でした。 --守備陣が個人とユニットのそれぞれでしっかり抑えることができたのは今年の成果か。危ないシーンは少なく、後半で古川 大悟選手にヘディングシュートされた場面以外は危ない場面を回避できました。守備陣中心にしっかり対応してくれました。 --後半の試合運びについて。相手がビルドアップのところで形が変わってきましたが、慌てずに耐えるところは耐えた。自陣でプレーしないように、できるだけ相手の陣地や、特にサイドで深い位置を取ろうとしました。できること、できないことが分かりました。
レノファ山口FC
監督
われわれにとっては勝たないといけない試合で勝ち切れなかった。引き分けは受け入れ難い結果となりました。 --後半から古川 大悟選手を起用した狙いは?勝たなければいけない状況でゴールするために起用しました。ターゲットが増えたことは大きかったです。 --前半の落ち着かない展開を受けて、後半に向けて伝えたことは?セカンドボールの戦いだけでは活路を見いだせなかったので、動かすところは動かして展開することや、その中で相手の背後を取ることやクロスを上げることから得点へ迫りたかったです。 --無失点で終えたことを含めて、守備の奮闘が目立ったことについて。セットプレーやはね返すところ、拾うところのポジショニングなど、役割をまっとうしてくれた。やり方だけではなく、一人ひとりがファイトしてくれました。勝つしかなかったので、(失点)ゼロで抑えるより主導権を握って攻撃したかったです。前への圧力の部分で相当苦しんだ前半だった。
いわきFC
MF 19
大西 悠介
--途中出場する際に伝えられたことは?「シンプルにセカンドを拾ってほしい」と伝えられて、奪ったあとにサイドで落ち着かせるところの意図を持ってプレーした。山口さんは残留を目指して強いモチベーションで来ることは分かっていたので、受けるプレッシャーは想定どおりだった。 --そういうプレッシャーがある中で、受けに回らずに試合を運べたことについて。後半の立ち上がりは相手のほうにチャンスがあったけど、ホーム最終戦でゴールをこじ開けられなかったことは課題になる。長いボールが増える試合(展開)や、(相手の)後ろが5枚そろったときの難しさはあった。
FW 16
加藤 大晟
山口さんが残留を争う状況で縦に速く展開してきて、自分たちが間延びして難しいゲームだった。長いボールで押し込まれると前線に枚数をかけられず、孤立状況もあった。ゴール前で起点になりたかった。なかなかそうはいかず、サイドに流れる場面が多く、相手がシンプルにやってきたのでセカンドボールを拾えるかというゲームだった。 --比較的攻めに出ていた前半を受けて、後半の狙いは?相手はシンプルに来るから、自陣で回してカウンターを受けないようにやろうとしました。 --シュートシーンや決定機を作ることに難しさがあったか。(チャンスは)前半の終盤にシュートブロックされたところくらいだった。難しいゲームだったけど、ゴール前で仕事をしないとFWは評価されない。得点につながらず、反省が残る。また守備に追われる時間も長く、体力的にキツい時間もあった。そのときに距離感を近くして攻撃に行ければ良かった。