2025/11/29 (土) 14:03 KO
第38節
入場者数: 10,743人
天候: 晴のち曇|気温: 15.2℃|湿度: 38%
悲願達成の時。水戸が優勝を果たして初のJ1へ
水戸ホーリーホック
監督
勝てば昇格が決まるゲーム、他力になってしまうんですけど、優勝も決まるゲームでなんとしても勝たないといけないというゲームで、難しい心理で今日のゲームを迎えたんですけど、選手たちはしっかり戦ってくれたと思います。ただ、冷静に見ると、前半の戦いはちょっと消極的で、守備では穴はそんなになかったんですけど、自分たちのゲーゲンプレスの反応だったり、出して追い越していくとか、パスのテンポとか、ちょっと物足りないものがあり、何人かゲームに入れていない選手がいました。その中で選手たちに伝えたことは「90分で勝てばいい」ということ。「前半45分慌てずに0-0でいいので、失点しないで帰ってこい」という話をした中で、それどおりしっかり帰ってきてくれました。ハーフタイムの修正はゲーゲンプレスの迫力がないということと、何人か乗れていない選手がいたので、今日は名指しで刺激を与えました。その中でゲーゲンでボールを奪って、後半の早い時間帯に点を取ってくれたことが自分たちの今日の勝利、昇格、優勝に1個近づいたと思っています。1-0になって、心理的に難しいかなと思ったんですけど、選手たちがしっかりゲームをコントロールして、一番欲しい時間帯に追加点を奪ってくれて、ゲームプランどおりに戦って勝利を勝ち取ってくれたことが大きかったと思います。
大分トリニータ
監督
まず初めに、水戸ホーリーホックさんに「J1昇格おめでとうございます」ということをお伝えさせてください。1年間の成果で、クラブ力が素晴らしいと思います。 それから、九州から遠い関東の地に、本当に多くの大分サポーター・ファンの方々。最終節になんとかチームに力を与えようと集まっていただき、ありがとうございました。その思いに恩返しすることができなかった。監督として、コーチとして、1年間このチームに携わってきた人間として、選手たちに何も助けになるようなサポートができなかった。本当に情けないなと思う。 --自身の大分での最後の試合は完全アウェイ。どんな思いで選手を送り出したか。これまで本当に多くの試合でうまくいかなかった。ただ、最後なんとしてでも優勝・昇格の懸かった水戸さんを相手にわれわれの意地を大分のサポーターに見せようと、選手一人ひとりのこれからにつなげようという思いでこの試合を迎えた。 --今季はヘッドコーチからの監督就任という難しい状況だったが、チームを残留させた。振り返って。残留というのは、僕自身がチームに携わる中で招いた最低限の目標であった。そうなってしまったという現実をきちんと、僕自身が責任を取る形で残留させる。それは1つクリアしたのだが、本来われわれが目指していたものとは程遠いものだった。その中で、少しでも来季以降につながる、また今季勝つ姿をお見せできるようなチームの状況、形を1試合でも多く作りたいと思いながらやってきた。
水戸ホーリーホック
GK 51
春名 竜聖
--すごい試合となりました。どうでしたか?ピッチに入ったときは平常心で入れました。いつもどおりの志で試合に入れました。 --ディフェンスラインとの連係で意識したことは?僕が初めてで、背後のケアとかのコミュニケーションの取り方はニシ君(西川 幸之介)とは違うところがあるので、いつも以上にDFと会話して、どんどんフィーリングを高めていこうと思っていました。それが90分できたので、無失点につながったと思っています。 --春名選手らしい鋭いキックでチャンスを作る場面もありました。勝利が絶対でした。自分がミスしてでも勝てばいいと思っていたんですけど、それだけだと自分は上に行けないと思っていたので、ここでどれだけ自分の色を出せて、来年に向けてのアピールもしたいと思っていました。ちょっとではありますけど、最低限、自分の色は出せたと思っています。 --試合が終わった瞬間、どんな感情が湧いてきましたか?(前節・)長崎戦が終わってから、生きた心地がしなかったというか、重圧にかなりやられていました。なので、なんとか勝てて、優勝できてホッとした気持ちが一番大きいです。でも、1年間を振り返ると、1試合しか先発していないですし、反省する部分も悔しい思いをする部分も大きかった。でも、終わり良ければすべてよしというか、最後に巻き返せた1年だったと思っています。
FW 7
渡邉 新太
--前節・長崎戦のあと、チームをどのように見ていましたか?今年1年、全員がハードワークした結果。夏に選手が抜けたり、俺がケガすることもあったけど、誰か1人でこのチームは成り立っていたわけではなく、本当に全員が結束してやるべきことをやった結果がこの結果につながったと思っています。 --水戸に来て良かった?本当に良かったと思えています。 --ピッチに入ったとき、ひと際拍手が起きました。どんな感情になりましたか?大事なときにケガをして、力になれなかった。ファンサービスのときに「早くケガを治して」と声をかけられることもあり、みんなが復帰を待ち望んでくれていることは感じていました。自分もこの復帰の瞬間を待っていましたし、昇格と優勝をセットで成し遂げることができて良かったです。