FC大阪は前節、讃岐に0-1で惜敗を喫して黒星スタート。前後半を通して主導権を握り、相手陣内に攻め込む時間も長かったが、最後の局面で崩し切ることができなかった。後半頭から投入された野瀬 龍世も、試合を振り返って「厳しい結果かなと思います」と悔しさをにじませる。
しかし、試合を通してみると、球際の激しさや攻守の切り替えの早さは健在だ。久保 吏久斗、新戦力・吉田 源太郎の両サイドからの攻撃は迫力を備え、新加入の菅原 龍之助も存在感を示した。昨季つかみ切れなかったJ2への切符を今季こそ手にするためにも、チームとしてさらなるレベルアップは不可欠となる。これまで培ってきたFC大阪のスタイルに、新加入選手や今季初出場を果たす選手たちがどのようなエッセンスを加えられるか。高知戦では結果に直結する得点を奪い、勝利とともに新チームの可能性を示したい。
対する高知は前節、J2富山を相手に3-1の快勝を収め、白星発進を果たした。序盤から効果的なプレッシングで主導権を握ると、カウンターから新谷 聖基のゴールで先制。直後には佐々木 敦河がプロ初ゴールを挙げ、最後は三好 麟大が勝利を決定づける3点目を挙げた。吉本 岳史新監督も「記録ではなく記憶に残るフットボールで、新たな高知ユナイテッドを見せたい」と語り、チームとしての手ごたえを強調。連勝を目指し、アウェイゲームに臨む。
2025シーズンの対戦では、ホーム・アウェイともにFC大阪が勝利を収めている。巻き返しを期すFC大阪と、勢いに乗る高知。勝利をつかむのは果たしてどちらか。
[ 文:上田 朋美 ]
