湘南は前節・相模原戦、立ち上がりから試合を優位に進めると、15分には石井 久継が冷静な切り返しからゴールを沈める。さらに後半の立ち上がりにも石井 久継がゴールネットを揺らすと、65分には相手のオウンゴールを呼び寄せ、終了間際には松本 大弥が加入後初ゴールを挙げて4-0の大勝を飾った。
対する八戸は、第1節が降雪・積雪の影響で中止に。事実上の開幕戦となった前節・群馬戦では、佐藤 碧がゴールを決めて1-0で勝利を収めた。高橋 勇菊監督は試合後、「後半に1点を取ることができましたが、(ほかに)何度かあったチャンスで決め切れていればなというところと、何回か(守備で)外されてしまったところ。慌てることなくできた部分とバタついてしまったところとがあったので、そこが課題」とも話したが、“J2の八戸”として迎えた初戦で勝点3を奪取できたことは大きな価値を生んだ。
湘南を率いる長澤 徹監督は、「目標はやっぱり上(頂点)を取ること、その次に昇格があるとしたら、まず順位を上げるには重ねて勝たないといけない。1個勝って1個負けてとやっていては、順位は永遠に変わらない」と、連勝することの意義を強調する。
八戸が手ごわい相手であることは当然知るところだ。藤井 智也は「相手が良いチームなのも、強度が高いチームなのも分かっている」とした上で、「(相手を)崩さないといけないと思うし、(開幕戦の)秋田戦で学んで、相模原戦で良い修正ができたので、(八戸戦も)そこで修正できたことをやるだけ」と前を向く。
連勝を手にするのはどちらのチームか。必ず決着のつく百年構想リーグの面白さが、ここにも見え隠れしている。
[ 文:河合 萌花 ]
