讃岐は開幕戦、FC大阪を相手に終始攻められながらもゴールを許さずに守り、少ないチャンスを確実に決めて1-0で勝利。サポーターの期待は膨らみ、ホーム開幕戦となった前節・富山戦には、昨季のホーム平均入場者数2,203人を上回る3,182人がメグスタに詰めかけた。声援を後押しにして、幸先よく國分 将の思い切りの良いシュートで5分に先制。しかしその後は、開幕戦を落として背水の陣で挑んできた富山にJ2の意地を見せられ、最終的には1-5で大敗となった。
試合後、大嶽 直人監督は「スイッチが入った相手の流れを止めることができなかったのが悔しい。でもそれもわれわれにとっては良い経験で、次の備えとして良い準備をするのに大きなものを得たという気持ちもある。選手たちは最後まであきらめずに点を取りに行く姿勢があったので、次につながると思う。球際とか個のところの差を体感できたことを練習で積み重ねていきたい」と前向きに語った。
一方新潟も、愛媛との開幕戦で1-0の勝利をつかんだあと、前節・徳島戦を0-4の大差で落とした。敗戦後、船越 優蔵監督は「見てのとおり完敗です。90分の中で0-4という結果がすべてだと思います。負けは負けで潔く認めるしかありませんし、いまの自分たちの力がこの状態であることを認めなければ次に進めない。サポーターの方々も鼓舞するエールをくれて、次の試合に絶対に負けられないという気持ちが強くなりました」と次の試合を見据えていた。
開幕から1勝1敗で今節を迎える両チーム、手痛い敗戦から抜け出してリズムをつかむのは讃岐か新潟か。目が離せない試合だ。新潟は開幕から4試合続く“アウェイ四国シリーズ”の3戦目になる。
[ 文:大森 一 ]


