前々節・横浜FC戦、前節・湘南戦と、グループ内でも屈指の強さを誇る相手と続けて対戦した群馬。結果はいずれも敗戦に終わったが、沖田 優監督は「しっかりしたチームを相手に1週間しか空いていない中で、少し意識レベルを変えるだけで内容が変わったというか表現できた」と、湘南戦の内容には一定の手ごたえを得ていた。前節は早々にビハインドを背負う展開となった中でも湘南ゴールに迫るシーンが何度もあり、完敗だった横浜FC戦と比べて、群馬が取り組んでいるサッカーをある程度出せたと言ってもいいだろう。
選手たちも強豪との連戦で課題と向き合い、前向きに取り組めた実感はあったようだ。
百田 真登は「悔しい気持ちをしっかり湘南戦につなげていくという意味では、すごくポジティブに取り組めた。課題に対しての取り組みは全体的にすごく良かったと思う」と先の1週間を振り返った。
翻って今節は、格上への挑戦ではなく、J3のライバルとの対戦となる。栃木SCとの“北関東ダービー”とあって、スタジアムの熱は否が応でも高まるだろう。今季いまだ無得点の
百田 真登は「ダービーというのは絶対に負けてはいけないものだと思っていますし、点が取れずにまだサポーターに認められていないと思うので、ここで一発結果を出して良い挨拶にしたい」と意気込んだ。
栃木SCは前節、栃木Cとの同県対決を制して連敗を脱出。群馬の沖田 優監督も「バランスの良い戦い方ができていると思う」と警戒を強める。リーグ戦における両クラブの通算対戦成績は、9勝9分9敗とまったくの五分。この明治安田J2・J3百年構想リーグの経験をどう生かして、どちらが一歩先んじるか。
[ 文:沖永 雄一郎 ]