現在、両チームの調子は正反対だ。停滞しつつあるのは高知。明治安田J2・J3百年構想WEST-Aグループ地域リーグラウンド第6節・今治戦までは全試合で複数得点を挙げ、90分での負けがなかったが、ここ2試合は無得点で連敗中となっている。
前節はJ2勢の徳島を相手に主導権を握る時間が長かったものの、好機で決め切ることができず、0-3で敗れた。相手より多いシュート数を記録し、目指す形が体現できた上での敗戦となったことについて、吉本 岳史監督は「J2とJ3の差を感じた。負けはしたが、次につながるフットボールだった」と振り返った。攻撃の形は作れているため、あとは決定力を上げるのみ。チームトップの3点を挙げている新谷 聖基を中心に、FW陣の奮起に期待したい。今季ホームで全勝中の高知が、いま一度サポーターの声援を受けて勝利を挙げられるかに注目だ。
一方の讃岐は、現在2連勝中と好調。攻撃面では、6試合を終えた時点では3ゴールしか取れていなかったものの、ここ2試合は計4得点をマーク。また、守備面でも3月以降は複数失点がなく、直近5試合で計3失点に抑えるなど、調子を上げている。
前節は隣県のクラブである愛媛との“北四国決戦”に挑んだ。石倉 潤征のプロ初得点で先制し、GK今村 勇介を中心に集中力高くゴールを守って1-0で勝利。大嶽 直人監督も「非常に良いゲームをさせてもらった。選手たちが成長した姿に拍手したい」と手ごたえを口にした。今節もここ2試合の勢いを維持し、今季初の3連勝を達成できるか。
地域リーグラウンドの折り返しとなるこの一戦は、互いに今後の流れを左右する重要な局面となりそうだ。
[ 文:朝井 ひなた ]
