高知は前節、讃岐と対戦。きっ抗した展開から、後半途中に投入された杉山 伶央が2ゴールを決めて2-0で勝利。3試合ぶりの複数得点と無失点で、連敗を『2』で止めた。
前節は前線の選手の交代で流れが変わったが、まさに今季の高知は、1トップ、2シャドーの層が厚い。前節でゴールを決めた杉山 伶央に加えて、今季3点を挙げている新谷 聖基、テクニックのある河田 篤秀、田中 稔也、スピードのある三好 麟大、ウイングバックもできる佐々木 敦河など、対戦相手や試合の流れによって使い分けることができる。今節は吉本 岳史監督がどのカードを切り、誰が勝利を呼び寄せるのか、注目だ。
一方の新潟は前節、金沢と対戦。チャンスがありながらも決め切れず、90分を0-0で終えて、PK戦の末に白星をつかんだ。新潟がホームで勝つのはおよそ9カ月半ぶりで、デンカビッグスワンスタジアムに集まったサポーターを大いに沸かせた。
ただ、課題もある。直近2試合で無得点に終わっていることと、第4節・今治戦を最後に90分での勝利がないことだ。船越 優蔵監督も前節終了後に「相手陣内に押し込んだときにどうプレーするのか。いかに得点する可能性を高めるのか。もっと突き詰めなければいけない」と話しているとおり、攻撃のクオリティーがなかなか上がり切らない。守備に関してはGKバウマンを中心に2試合連続無失点に抑えられているだけに、今節こそネットを揺らし、勝点3を手にして順位を上げたい。
[ 文:朝井 ひなた ]
