2007年、『FC Mi-O びわこ Kusatsu』として地域リーグを戦っていた当時、JFL昇格への道を切り拓くための全国社会人サッカー選手権大会で優勝。その舞台は、大分トリニータの本拠地である大分スポーツ公園総合競技場(現・クラサスドーム大分)だった。
さらに2023年には、『レイラック滋賀FC』としての初のJFL公式戦を大分の地で戦う。この試合も、当時『レゾナックドーム大分』の名称だった同スタジアムで行われた。
そして今年、明治安田J2・J3百年構想リーグの開幕戦も同会場で迎える予定だったが、降雪・積雪の影響で中止・延期に。結果として、J参入後初のミッドウィーク開催、初のナイトゲームを大分の地で経験することとなった。
さまざまな節目を“大分”との縁とともに歩んできた滋賀。今節の大分戦は、J参入以降初の3連勝を懸けて戦うことになる。
2月25日に行われたアウェイでの前回対戦では劣勢の時間が長くなり、0-2で敗戦。滋賀の選手も「Jのレベルを感じた」とこぼしていた。しかし、その後の6試合で4勝2敗と勝ち越し、チームは着実に成長を遂げている。今節はその“進化”を示す格好の機会となるはずだ。
一方の大分は、前回の滋賀戦まで3連勝と好調だったものの、その後の7試合で5敗と失速。序盤に機能していた前線からのプレッシングも、疲労や負傷者の影響もあって安定感を欠いている。ミスから流れを失う場面も目立ち、本来のリズムを取り戻せていない。
J2に所属するクラブとして、このJ2・J3百年構想リーグ地域リーグラウンドでの上位進出は至上命令。流れを変えるためにも、これ以上の取りこぼしは許されない。
それぞれの思惑が再び交錯する一戦は、19日14時に平和堂HATOスタジアムでキックオフを迎える。
[ 文:籠 信明 ]


