当日は、相模原の“社員”として働くチームマスコット・ガミティの入社10周年を祝う『ガミティフェス』を開催。湘南のマスコット・キングベルI世も来場し、スタジアムを盛り上げる。
相模原は、開幕戦が降雪・積雪の影響で中止・延期となったため、第2節・湘南戦が今季の公式戦初戦だった。想定外の事態でスタートが1週間遅れた中、その湘南戦は15分に先制を許すと、前半に退場者が出た影響もあって0-4と大敗。ただ、シュタルフ 悠紀リヒャルト監督はその中でも引いて守るのではなく、“前への矢印”を強調。その姿勢はその後もブレることなく継続され、プレシーズンから積み上げてきたスタイルは着実に浸透している。実際に同グループのJ3勢にはここまで3戦全勝。“エナジーフットボール”の手ごたえは確かなものになりつつある。
だからこそここから先の戦いは、来季のJ2昇格を見据える上での現在地を測る重要な局面となる。残り7試合、J2クラブからどれだけ勝ちを奪えるか。2カ月前とは異なり、自信を持った状況で相模原は真っ向から挑む。
一方の湘南は、開幕戦で[4-1-2-3]を採用するも黒星スタート。その後は3バックに変えて勝利を重ね、上位を維持してきた。しかし、前節・群馬戦は終盤に追いつかれると終了間際にも失点を喫し、逆転負け。湘南はPK勝ちを含めて5連勝中、群馬はPK負けを含めて5連敗中という構図だった中、逆転負けを許した要因について、長澤 徹監督は「苦しい状況にある群馬さんがものすごい集中力で入ってくることは共有していたが、われわれがそこを上回れなかった」と、“勝ちへの執念”がもたらす力をあらためて口にした。前回対戦で悔しい敗戦を喫した相模原もリバウンドメンタリティーを持って挑んでくることが予想される中、前節と同じ轍を踏まないようにすることが重要になる。
相模原が雪辱を果たすか、湘南が再び力の差を示すか。それぞれが積み重ねてきたものを、相模原ギオンスタジアムでぶつけ合う。
[ 文:青木 ひかる ]
