4位・新潟は首位・徳島との勝点差が『8』。より上位を目指すために、前節・今治戦で得た白星を今後の勢いにつなげていきたい。その今治戦は、コンパクトな距離感を保ち、攻守において連動できたことが勝因となった。ゴール前の粘り強い守備を開幕から継続し、ここまで11試合のうち7試合を無失点に抑えている。攻撃についても、ハイプレスからのショートカウンターと、相手を揺さぶってからスキを突く崩しを使い分けられるようになってきた。
それでも、今治戦はマテウス モラエスの1得点にとどまった。より得点を増やすため、チームは攻撃練習に力を入れている。また、星 雄次、加藤 徹也、森 璃太がケガから復帰しており、彼らもそれぞれの長所を生かして攻撃力アップに寄与するはずだ。
8位・FC大阪はPK負け2試合を含め、5連敗中。しかし、内容を見れば、こちらも一体感のあるプレーを継続している。新潟の舩木 翔は「みんなでやることが統一されていて、それを徹底してくるチームだと思う。球際の戦いに負けたら相手のペースになる」と警戒する。FC大阪のこぼれ球奪取数はリーグ2位。縦に早い攻撃でセットプレーから好機を作るアウェイチームに対し、新潟は押し込まれ続けないよう、試合をコントロールしていくことが求められる。
ホーム連勝で波に乗りたい新潟と、連敗を断ち切って上昇のきっかけをつかみたいFC大阪。熱い戦いに注目だ。
[ 文:野本 桂子 ]

