明治安田J2・J3百年構想WEST-Bグループ地域リーグラウンドで、グループ内ワーストの6得点(J2・J3百年構想リーグ全体でもワースト2位タイ)にとどまっている得点力不足が、思うように勝点を積み上げられていない最大の要因。前節はこれまで採用してきた[3-4-2-1]から[3-1-4-2]に布陣を変えて臨み、最少失点に抑えたものの、シュートはわずか3本に終わった。
林 健太郎監督が前節の試合後に「(ボール奪取後に)前に出ていく、ボールをうまく保持するところはまだまだ足りない」と語ったように、ビルドアップの初期段階でミスが出る、あるいはロングボールを蹴るシーンが頻発し、思うように相手陣まで前進できない試合が多い。中止となった第9節・滋賀戦が5月13日に組み込まれたことで、今節から週2試合ペースの7連戦となるため、調整の時間を確保できる今節を迎えるまでの間に解決の糸口を見いだしたい。
対する熊本は前節、ホームで鳥栖に0-2で敗戦。直近7試合は1勝6敗で、この間の得点はわずか『1』と、鳥取と同様に得点力不足に悩まされている。
開幕からの4試合では3勝と1つのPK負けという結果で、計10得点を挙げていた。この期間で4ゴールを挙げながらも、ここ7試合無得点に終わっているベ ジョンミンが当時の勢いを取り戻せば、チームの結果も変わってくるだろう。
前節は岩下 航が相手陣の高い位置でボールを奪い、フィニッシュまで持ち込んだシーンがあった。前述のように鳥取の課題であるビルドアップに対して、プレッシャーを掛けてチャンスを作れるかどうかが勝敗を分けるポイントになるかもしれない。
[ 文:石倉 利英 ]
