秋田と山形の隣県ダービー“奥羽本戦”の第2ラウンドが開幕する。明治安田J2・J3百年構想EAST-Aグループで秋田が3位、山形が4位と順位が近く、今後の上位争いを占う上でも、この“シックスポイントマッチ”の重要性がより際立つ。秋田は中2日、山形は中3日で臨む5連戦の2試合目。両チームのメンバー選考にも注目だ。
山形は前節、アウェイで仙台と対戦して0-1で敗戦。85分にカウンターを浴びて4試合ぶりの失点を喫し、連勝は『3』でストップした。ただ、直近4試合で1失点と守備が改善傾向にあるのは確かなプラス材料だ。
一方の秋田は首位の仙台と2位の湘南に食らいつきたい思いとは裏腹に、3連敗と足踏み状態が続く。前節はアウェイで八戸と対戦。前々節・横浜FC戦から修正し集中して試合を進めたが、86分にセットプレーで失点を喫して0-1と競り負けた。
秋田は直近3試合で計1得点と攻撃面の課題に直面している。現状を打破すべく、八戸戦でもサイドを崩そうと人数をかけるなどして工夫したが、良い形でシュートを打てずに終わった。
野々村 鷹人が「ペナルティーエリアの角を取るシーンはけっこうあった。ただ、クロスに対して中に突っ込んでいく選手が少なかった。そこで一番パワーを使わなきゃいけない」と振り返るように、あと一歩のところまで迫っている。
吉田 謙監督は「課題は宝」と言う。新たな課題と向き合うことは挑戦であり、成長の絶好の機会。相手のカウンターを恐れず、チーム全体で相手ゴール目がけて一気呵成に突進して得点を奪いたい。
[ 文:竹内 松裕 ]