長野は前節、アウェイで松本との“信州ダービー”に臨んで1-0と勝利。65分にCKのこぼれ球を長谷川 隼が仕留めると、松本の枠内シュートを1本に抑えて手堅く勝ち切った。前回対戦の0-5での大敗から監督交代もあった中で、ライバル相手に進化を示した格好だ。
「伸二さん(小林 伸二監督)が来てから守備が整理されていて、良い方向に進んでいる」とチーム最年長の近藤 貴司。監督交代前は4試合で17失点を喫していた守備が、監督交代から4試合でわずか2失点。結果も2勝2敗(そのうち1敗はPK戦)と好転している。
対する福島は攻撃力が特長だが、前節・甲府戦は8試合ぶりの無得点。J2の格上相手にもボールを保持しながら前進を試みるも、67分にショートカウンターから失点を喫して0-1と敗れた。3連敗と苦しい状況が続いている。
福島はホームゲームから中3日でアウェイへ乗り込む。それを迎える長野は中2日と準備期間が短いが、前節は同じ県内の松本で戦っており、移動の負担は最小限。互いのコンディションにさほど大きな差はないだろう。
長野が“盾”だとすれば、福島は“矛”と言える。前回対戦は福島がホームで4-2と大勝したが、タフな条件下でどんな展開が待っているのか。攻守のせめぎ合いに注目だ。
[ 文:田中 紘夢 ]

