開幕から10試合で8勝(うち90分勝利が7試合)と好調を見せていた湘南が、ここに来て失速している。第11節・群馬戦を1-2で落とすと、ここ2試合も90分で勝ち切ることができていない。
加瀬 直輝は前々節・相模原戦後、「自分もJ2で4年目ですけど、ルヴァンカップとか天皇杯を含めて上のチームとやるというのは燃えますし、『やってやる』という気持ちが強まると思うので、(百年構想リーグでも)相手はその勢いでやってくる」と、現実を捉える。そして「そういうチームを相手に立ち上がりで競り合いに負けてしまったりだとか、球際で負けてしまったりすると完全に持っていかれてしまうので、そこはカテゴリー関係なく、目の前の相手に負けないというのは絶対にやっていかないといけない」と兜の緒を締めた。
そして迎えた前節・栃木SC戦も、特に前半は防戦一方の印象を残した。シーズン当初に掲げた「目指すは頂点、付随して昇格」のためにも、ホームに集うサポーターのためにも、今節を勝ち切ることは非常に重要だ。
対する栃木Cは、前々節で栃木SCとの“栃木ダービー”を制し、1つの壁を乗り越えたばかり。今矢 直城監督は「われわれにとっては(昨季から)1回も勝てなかった栃木SCが相手でしたし、非常に重い。(2026/27シーズンの)J2に上がる前にやっと勝てた」と、待望の勝利をかみしめた。
だが、前節・相模原戦は0-1の敗戦。知念 哲矢は来る試合に向け、「自分たちのやりたいサッカーをしっかり表現することと、まずは連敗しないことが大事」と、挽回を誓う。
勝利をつかみ、ラストスパートへはずみをつけるチームはどちらになるだろうか。5月2日、レモンガススタジアム平塚でキックオフを迎える。
[ 文:河合 萌花 ]
