ゴールデンウィーク5連戦の3戦目、熊本市のえがお健康スタジアムでは明治安田J2・J3百年構想WEST-Bグループ5位の熊本と8位の滋賀が対戦する。
ホームの熊本は、地域リーグラウンド第10節からの宮崎、鳥栖とのホーム連戦で計7失点を喫して連敗。これを受け、「シュートに対して、さらに1歩寄せて体に当てるとか、打たれたとしてもGKの(佐藤)史騎くんが止めやすいようにするという意識が、チームの中で共有されている」と
根岸 恵汰が話すように、球際の強度が改善。前々節からの鳥取、大分とのアウェイ連戦をいずれもクリーンシートで連勝を果たした。
片野坂 知宏監督は開幕から複数のシステムを採用しているが、この2試合は先手を奪い、終盤はカウンターを狙いつつ守備に人数をかけて逃げ切る展開が結果につながっている。滋賀との前回対戦での敗戦が4連敗のスタートとなってしまっただけに、今回はホームできっちり借りを返したい。
対する滋賀はホームに鳥取を迎えた前節、立ち上がりの2分に
ロメロ フランクのゴールで先制。しかし、前半のうちに逆転を許し、最終的に1-3で敗れて3連敗とやや停滞気味だ。
「ポゼッションしているときのプレーに課題があり、そこで失って反撃を受け、ゲームを難しくしてしまった」、「ビルドアップの中でエラーが起きるのは仕方がないが、それよりもチャンスで得点を奪えなかったことが問題」と和田 治雄監督は指摘し、
北條 真汰は「(前節は)これまで12試合戦った中で、一番悔しい試合」と述べている。
中3日での九州への遠征はフィジカル面でも負担が小さくないと思われるが、なんとか連敗を断ち切り、メンタルも整えた上で残りの連戦を乗り切る良い流れを作りたい。
熊本が今季初の3連勝を飾るか、滋賀が連敗を止めるか。お互いにとって、連戦の行方も左右する一戦となる。
[ 文:井芹 貴志 ]