栃木Cは前節、アウェイに乗り込んで群馬と対戦。後半に1段ギアを上げる猛攻を見せ、合計19本ものシュートを浴びせたが、最後の精度が足りず無得点。0-0で突入したPK戦は4-2で制して勝点2を獲得した。
前節は無得点に終わったが、シュートに到達することも苦労していた時期と比べれば、チーム状態は明らかに上向きだ。小池 裕太は「以前は前からのプレスが掛からず守備が後手に回っていたが、いまは自分たち主導でボールを奪いにいき、攻撃では積極的に背後を取ろうとする強度や意識が高まっている」と手ごたえを口にする。
キャプテンの奥井 諒ら栃木Cの魂を熟知する選手たちが戦線に戻ってきたことも大きく、攻守のトランジションにおける強度や意識が明確に上がっており、この好調を維持したまま、今節のホーム戦で連勝を狙う。90分間でしっかり勝ち切り、3試合ぶりとなる勝点3をつかみたい。
一方、山形は前節、ホームで相模原と対戦。高橋 潤哉の2ゴールで2点先行したものの、そのあとに3失点を喫して逆転負け。2連敗となった。
横内 昭展監督は「2点リードしてから、前半終了間際に安い失点をしてしまった。もったいなかった」と振り返り、後半の内容も含めて勝負のキワを押さえ切れなかったことを悔やんだ。GK渋谷 飛翔も「自分のミスから危ない場面も何本かあった中で、難しいゲームになってしまった」と反省の言葉を口にした。
山形は4試合連続で複数失点を喫するなど、守備の締め直しが必要な状況だ。ケガ人が増える中で迎える正念場。果たして、ここで踏ん張れるか。
[ 文:鈴木 康浩 ]

