明治安田J2・J3百年構想EAST-Aグループの中でも、無類の強さを誇った仙台。前節終了時点で、2試合を残してグループ首位を決めた。
その仙台を追いかけていたチームの1つが、湘南だ。長澤 徹監督は4月に「良いところにつけて5連戦に入って、仙台戦で(順位を)ひっくり返す」とのビジョンを示したが、迎えた地域リーグラウンド第12節からの連戦では思うように勝点を奪えなかった。
ただ、ついえた目標に肩を落とす暇はない。「(2026/27シーズンでのJ1)昇格に向けて」と、見据えるゴールを全員で再確認し、今節に臨む。
対する仙台は、前節・八戸戦をPK戦の末に制した。森山 佳郎監督は「4試合連続で先制点を許しているというのは大きな反省材料」としながらも、「こういうところで負けない強さ」を強調した。
林 彰洋も「昨季までであれば、あのように失点をしたら、0-1のままで取り返せず勝点を落とすことが多かったと思います。ですが、(八戸戦のように)同点に追いついたり、引き離そうとしたりする姿は、前のシーズンまでの僕たちにはなかった強みだと思います」と、手ごたえを得た様子だ。
その仙台について、長澤 徹監督は「仙台も(J1昇格)プレーオフ決勝で(昇格を)目の前で落としたり、去年は(プレーオフまで)届かずとか、そういう思いをしてきて、かなり強い気持ちでこの(百年構想)リーグに入ってきている」とコメント。湘南としては第11節・群馬戦から、レモンガススタジアム平塚で3連敗を喫している中で迎える一戦。チーム最多の7得点をマークする
山田 寛人は「やっぱり点が決まらないと見ている人も面白くないだろうし、最近攻撃のチャンスもすごく少ないので、そこは意識していきたい」と語り、「点を取る」という使命に燃える。
ゴールネットをより多く揺らし、勝利に沸くチームはどちらになろうか。2026/27シーズンの昇格を占う一戦としても注目だ。
[ 文:河合 萌花 ]