「すごく自信になる勝利。交代選手を含めてみんなでハードワークできた」。古巣戦を終えた近藤 貴司がそう言うように、前節は会心の勝利だった。前半は大宮のパスワークに苦しみながらも、ハーフタイムに守備面を修正してペースを手繰り寄せる。後半にセットプレーから失点を喫しても動揺することなく、71分に藤川 虎太朗、85分に樋口 叶と、途中出場の2人がゴールを決めて逆転勝ち。最後は全員の力で走り勝った。
前々節・岐阜戦も2-3と敗れはしたが、終盤の84分に追いついて粘り強さは見せていた。グループ最下位に沈んでいるものの、9位の福島とは勝点2差で、今節で勝てば順位が上がる可能性はある。ホームに首位の甲府を迎える中で、引き続きあきらめない姿勢を体現したい。
一方の甲府は前節、ホームに岐阜を迎えた。90分を終えて2-2の同点で、PK戦の末に勝利。時間が経つごとに持ち前のハイプレスが回避され、逆に相手のハイプレスにも苦しむ展開となったが、最終的には勝点2を手にした。90分をタイスコア以上で終えれば首位が確定する中、今節もしたたかさを発揮したいところだ。
地域リーグラウンドは最終節。最下位脱出を目指す長野と、首位通過を狙う甲府。互いに目標は違えど、勝点が必要なことには変わりない。白熱したバトルが繰り広げられるだろう。
[ 文:田中 紘夢 ]

